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2010年11月02日

おいしいものを食べると幸せになる

火曜日・曇り / 外気温9度
7時10分起床。今日は合唱の休日。雨は降らなかったが一日中曇り空で湿度もかなり高いような感じだった。ときおり吹く風に落ち葉がハラハラと落ちてくる絵はやはり寂しい。

てきぱきと朝食を食べて後片づけをしてから、やっと1人だけの自由な時間が持てたことに喜びを感じる。自分の娘達であっても、週末に数時間一緒に過ごしたことが妙な疲れになって残っているのを考えると、わたしは親として人間として冷たいのかなと疑う。反面、ブリギッテは娘達が訪れると嬉々としている。

ここ数週間、見るもの聞くものに対していらだちを感じていて、小さな不満の粒々が胸の中に溜まっていくようだ。これが高じると鬱病になるのかしらと思ったり。昨日、ブリギッテにそれを説明すると 「それはあなたが老境に入っているということではないのかしら。わたしがもっと若かった頃、わたしの両親達を見ていて、なんでそんなことに腹を立てたり悲観的になったりするのかしら、と思ったものよ」という返事が返ってきた。

この言葉にわたしはなんだか救われたような気がした。そうか、これが老いるということなのか。それならばそうならないような手段を講じれば済むことだ、と思えたのだ。原因が見えれば問題の半分は解決したようなものである。あとはわたし自身の意識を変えていけばよいのだから。このことを気づかせてくれたブリギッテに感謝。2人で生きているというのは良いことである。(^_^)

朝食のあと、エントリを一本アップして森への散歩に出掛けた。ところがいつもの散歩道は閉鎖されていて巨大なトラクターが作業をしている。朽ちかけた枝を切り落としているのだ。これをやっておかないと冬の風の強い日など、散歩していて頭の上に枝が落ちてくることがあり危険である。それに加えて散歩道の拡張もやっているようだった。そこで回り道をしながら約1時間の散歩を終了。

昼食は冷蔵庫の中に「とんこつラーメンのソース」が一つだけ残っていたので、ラーメンはなかったからうどんにしてみた。どうかなと半信半疑だったけれど、これもけっこうおいしいものである。少なくともお腹が一杯になった。(笑)

夕方6時過ぎに仕事を終わったブリギッテから電話が掛かり、わたしが車で ALDI まで走りそこで落ち合い一緒に食料品などを買って帰宅。野菜類は重いから、仕事帰りの疲れた身体でビニール袋に入れて持って歩くのはちょっと無理である。

帰宅してすぐに予定していた 味の浜藤のうなぎ蒲焼 の中身を熱湯で暖め、温かいご飯の上に乗っけて山椒を振りかけて食べた。 うまい!!。これは日本から来た友人に頼んで成田空港で買ってきて貰ったもの。ドイツにいてこういうおいしいものを食べられるというのは最高の贅沢だと思う。おかげで幸せな気分の夜になった。(^_^)