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2010年11月08日

買い物に振り回された一日

月曜日・小雨 / 外気温7度
7時半起床。夜来の雨がしつこく残って、夕方まで小雨が降ったり止んだりを繰り返していた。夕方の公演までは自由な時間だったはずだなのだが....。

朝方、長女から電話があって咳を伴う風邪を引いている様子。引っ越しの疲れが出たのだろうか。咳が苦しいから医者に診て貰うというので、彼女が残していった小さな荷物を届けがてら見舞いに行こうとブリギッテと話がまとまる。

そこでブリギッテが 「 どうせ車で行くならカシミヤ製品のアウトレット店にいってその帰りに長女のところに寄りましょう」 と言う。後から考えるとうっかりこれに乗ったのが間違いだった。そのアウトレット店というのはミュンヘンからリンダウ方面へ向かうアウトバーンに乗っていくけっこうな距離にあった。店そのものも殆ど女性用の品揃えで男のわたしにとっては退屈きわまりなく、彼女が買い物を物色している間はじっと我慢の子であった。

やっとその買い物が終わり、その帰り道に ALDI を目ざとく見つけたブリギッテは 「ついでだからここで買い物をしていきましょう」と車を止めさせる。わたしは疲れて車の中で待っていたのだが、30分ほどかかってようやく終了。運転席に座って待っているあいだ見るともなく見ていると、ブリギッテより遅く店内に入った人たちが次々と戻ってくる。ブリギッテの買い物はなんであんなに時間が掛かるのだろう。

ようやくそれも終わって長女のところへ。長女が行った診療所は満杯でかなり待たなくてはならなかったらしい。待合室に座っている患者達の咳がひどくて、あそこに長く居たら風邪を引いて無くても伝染してしまいそう、と言っていた。月曜日というのはどこの医者も混雑するのは避けられない。週末に風邪を引いた人たちが職場を休むためには医者の証明を貰わなくてはならないからだ。

長女の住まいから戻ってくる途中に野菜売り場があって、またまたそこで買い物。「農薬を使っていないレモンが必要なの。今回はそれだけだからすぐに出てきます。」ということで、今回は約束通り10分も経たずに出てきた。家に戻ってみたら何も肉体労働をしたわけでもないのに頭の芯がボヤーッとしていてドッと疲れが出た。

帰宅したのは2時過ぎで昨日ブリギッテが作ったロールキャベツを温めて食べる。昨夕よりははるかにおいしく感じた。こういう料理は一晩おいたあとが味がしみ込んでおいしい。加えて今日は 「桃屋の 辛そうで、辛くない、ちょっと辛いラー油」 を茶さじ一杯加えて食べたらこれがまた抜群のおいしさ。これはクセになりそうだ。このラー油は先頃日本から来た友人に頼んで買ってきて貰ったもの。実はわたし自身も4月末に帰国した時に数軒の店で探したのだが、売り切れで買えなかったのだ。いまだに品薄でなかなか手に入らないらしい。感謝である。(^_^)

夜の公演に出掛ける時に歩数計を見ると2000歩足らずしか歩いていない。で、劇場までは Rosenheimerplatz から歩き、出番が終わったあとも Rosenheimerplatz まで徒歩でそこからトラムに乗り、自宅の3つ手前の駅で降りて歩いた。これでかろうじて今日も一万歩を確保。(^_^)