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2011年01月30日

寒い日曜日だった

日曜日・曇り / 外気温マイナス3度
8時起床。すっぽりと雪に包まれた静かな朝を迎えた。外気温はと寒暖計を見るとマイナス8度を下回っている。部屋の空気を入れ換えようと窓を全開したらグワッと寒気が飛び込んできた。

例によってブリギッテはベッドの中から北ドイツに住むおばさんへ長電話を掛けている。この日曜日ごとの電話は側で聞いていると話しているのは90%がおばさんの方で、ブリギッテはときどき相槌を打っているだけ。ひとり暮らしのおばさんで普段は会話をする相手もいないから、週に一度の長電話は彼女の脳の老化を遅らせるぐらいの効果しかないとわたしは見ている。実際、話していることはたわいもないことか、単なる愚痴である。(笑)

わたしはその間に韓国人の同寮から借りてきた DVDをせっせと iMac のハードディスクにコピーする作業をした。これらはすべてテレビから録画したものである。しかし、こういう単純作業というのはあまり面白くない。

午後、ブリギッテの親類から電話がありわれわれが世話になった叔父さんが亡くなったことを知った。彼はそれなりの年齢だったけれど、面識のある人の死はやはり悲しい。

今日の公演は午後四時開演ということでわたしは3時15分にメーク係に行かなくてはならず2時過ぎに家を出た。外に出てみれば想像していたよりは寒くなくて今日も元気に Rosenheimerplatz から劇場までを歩いた。帰宅は9時40分。ブリギッテが作っておいてくれた『ソーセージ入り、豆の煮込み」をビールを飲みながら食べ、そのあとは日本酒を1合ほど飲んで就寝。