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2011年02月06日

義父が90歳の誕生日

日曜日 / 最高気温16度
5時50分起床。今日は 義父の90歳を祝う誕生パーティ に出席。その会場がミュンヘンから ICE に乗って3時間半の距離にある Göttingen という人口8万人ぐらいの中都市だった。そこへの日帰りだったために一日の大半を列車の旅に費やしたという感じだった。

一日前に出発したブリギッテがわたしの乗る列車の切符などをすべて手配しておいてくれたので気楽な旅だった。ただミュンヘン中央駅発8時20分の列車に乗るためにいつもよりかなり早い5時50分に起床したので一日のリズムがちょっと狂ってしまった。しかし列車の中で30分ほど眠れたのでそのあとは快調。

わたしはここ数年、列車の旅をしたことがない。目的地の今日の予想気温を調べたら+6度ぐらいだったのと列車の中は多分暑いくらいの暖房が入っているだろうからとズボン下を履かずに家を出たが、これは失敗だった。最近の列車は節約のために昔ほど暖房を効かせていないのだ。座っていて下半身がスースーと寒い。これで風邪を引いたら嫌だなと思って考えた末に脱いで網棚に乗せておいたオーバーを足に巻いてやり過ごした。

それと確信はないのだが日本の新幹線と較べると列車の横幅が狭いのではないか。妙に窮屈だった。それでも時速 200Km/h は出ているようで遅れもなく快適な旅だった。Göttingen 到着は正午少し前。

迎えに来ていた車で会場のレストランへと向かう。出席者はごく内輪のものばかりで和気あいあいと楽しい雰囲気で終始した。義父は90歳とはとても思えないほど矍鑠としていて,10歳年下の義母よりも若々しい。そしてこのレストランの料理がまたおいしかった。コンソメスープを口にした時に料理人の確かな腕が感じられた。

出席者の殆どが夕方6時過ぎの列車を予約していたので,4時間半ぐらいのパーティだったがとても気持ちの良いお祝いだった。ミュンヘン到着は9時半過ぎ。それほど遅い時間でもないので、肉体的な疲労はなく明日からの仕事に支障を来すこともないだろう。

このエントリを書くのに今日のミュンヘンの最高気温を調べたらなんと、16度だったらしい。これは今年になってからの最高気温だと思う。フェーン現象だったのだろうか。