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2011年03月10日

友人一家、日本へ帰国

木曜日・曇りのち晴れ / 最高気温11度
6時半起床。滞在していた友人の家族が今朝日本へ向けて出発した。彼たちがいた間、ミュンヘンは寒かったけれど雨も雪も降らなかったのが幸せだった。やはり観光に雨は嫌なものだ。

2月28日から以後、わたしは毎日朝夕2回の舞台稽古が入っていたりしたので友人とはあまりゆっくりと過ごす時間が取れなかった。しかし、その分ブリギッテが3月6日まで1週間の休暇を取り彼たちの世話をしてくれた。今週の月曜日からブリギッテは仕事に出なくてはならなかったが、月曜日はわたしが休日だったので彼たちに付き合うことが出来、火曜日はわたしは仕事があったけれどブリギッテが休日でこの日は彼女が友人家族の面倒を見てくれた。結局、11日間の間彼たちのお世話を出来なかったのは昨日、一日だけだった。(^_^)

世話をすると言っても彼たちの行動を邪魔しないようにつかず離れずの距離を保つように努めていた。そんなわけで一日の大部分は彼たちも久しぶりに親子4人で水入らずの旅を楽しめて良い想い出が出来たのではないだろうか。大学生の息子2人と心身を寄せ合った10日間の旅というのは日本にいたらなかなか出来るものでもないから、外国に来たということは良い選択だったと思う。

さて、いよいよ今日が彼たちの出発日なのだが、買い物を楽しんだ結果、荷物もずいぶん増えた模様だ。(^_^) ブリギッテも今日は仕事、わたしも舞台稽古が入っているので、彼たちの乗る飛行機出発時刻にはずいぶん時間があるのだが、8時過ぎに Rosenheimerplatz まで車で送っていった。そこで再会を約束してさようならをする。

わたしは一度帰宅して車を駐車場に入れてから劇場へ。今日は" i Capuleti e i Montecchi "の一番最後の場をやっただけ。休憩を挟んで12時半から1時間の音楽稽古をして帰宅。昨夜は午前4時頃に目覚めてしまい寝不足だったからプローベの最後の方は眠気でクラクラしてきた。家に帰ってきてからすぐにベッドに潜り込んで1時間の昼寝。

目覚めたあとは久しぶりに1人だけのゆっくりとした午後の時間を過ごせて満足。5時過ぎに家を出て劇場へ。今夕は "Lucrezia Borgia" の音楽稽古。しばらく上演していないから、なんだか初めて取り組むような感慨があった。7時に終了して帰宅。