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2011年03月11日

東北地方太平洋沖地震が発生

金曜日・曇りのち晴れ / 最高気温11度
7時起床。心の片隅でいつも恐れていたことが現実になってしまった。日本に帰国するたびに『地震に出会うかもしれない』と覚悟していたのだ。今回の大地震は予想以上の被害状況。言葉もない。

今朝は午前中の舞台稽古に備えて珍しく練習していたために MacBook を開かなかった。劇場に着いて同僚から教えて貰うまで地震のことは全く知らなかった。すぐに iPhone で情報を集めてみたがその規模の大きさと被害の凄さに驚く。

舞台稽古の間も頭の中は日本の地震のことで一杯で全く神経を集中できなかった。合唱指揮者は『家に帰っても良いよ』と言ってくれたが家に帰ったからどうなるものでもないので、そのまま最後まで勤めて帰宅。

帰宅してからは MacBook の前に座りきりで NHK のストリーム放送を見ながら日本への電話を試みたり、あちこちにメールを打ったりしていた。ドイツからの電話は全く通じなくて姉や兄の消息が全くわからない。午後3時過ぎに姉から初めてのメール連絡があり無事だということがわかった。一番心配なのは宮城県に住む姉なのだが、こちらは現在まで不明。

本来なら今夜は非番の筈だったが、病欠者が出たので駆り出される。