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2011年04月12日

" i Capuleti e i Montecchi "の六回目(今シリーズ最後)

今シリーズ最後の六回目の公演。今シリーズはこの新演出の目玉であったカサロヴァが Premiere 前にダウンしてしまうという出来事があったけれど、Tara Erraught が立派にその穴を埋めた。シリーズ最終回を迎えて振り返ってみると最近には珍しいヒット作となっている。切符も回を重ねるごとに売れ行きが伸びたようだった。

かなりのセンセーショナルな代役劇だったからTara Erraught がプレスなどでも取り上げられる回数が多かったけれど、今回の真の立役者は Eri Nakamura だろう。彼女の揺るぎのない歌唱と演技が無かったらこれだけの成功には結びつかなかったことは確実である。今夜もしっかりと自分の役に集中して大きなブラボーを勝ち取っていた。

Besetzung

Musikalische Leitung: Yves Abel
Inszenierung: Vincent Boussard
Bühne: Vincent Lemaire
Kostüme: Christian Lacroix
Licht: Guido Levi
Chöre: Sören Eckhoff

Romeo: Tara Erraught
Giulietta: Eri Nakamura
Tebaldo: Dimitri Pittas
Capellio: Steven Humes
Lorenzo: Carlo Cigni

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

I Capuleti e i Montecchi から2011年4月12日に引用