« わたしにしては勤勉な一日だった | Main | 2011年4月の歩行記録 »

2011年04月30日

金婚式に招かれた

土曜日・晴れ / 最高気温19度
7時起床。午後4時近くに通り雨があった他はとても素晴らしい天気だった。昨夜はあまり快適な眠りが得られず、少し体調が狂ったけれど午後に昼寝をしてから快復。夕方から妻の親類の金婚式に招かれた。

ブリギッテは例によって土曜日の買い物へ早くから家を出ていった。今日は義母が同行しないということでブリギッテもちょっと嬉しそう。たまには1人での買い物も気分が変わって気楽で良いものらしい。

今日は午後4時からブリギッテの親類で Pate でもあるおばさんの金婚式に招かれていた。週末の大掃除の時間が取れないだろうと思い、ブリギッテが買い物に行っている間、各部屋に掃除機をかけた。

昼食を食べないわけにはいかないが、きちんと食べてしまうとせっかくのパーティのご馳走が食べられなくなってしまう。というわけでブリギッテが ALDI で小さな寿司の詰め合わせを買ってきた。値段は 2.9€ と安い代わりに、わたしから見たら寿司の恰好をしたまがいものである。(^_^;)

そのあと iPhone で30分のタイマーをセットして昼寝。眠ったのは正味10分ぐらいだと思うがこれで随分からだが楽になった。3時少し前に家を出てブリギッテの両親をピックアップして Bogenhausen の教会へ。おばさん夫婦は50年前にこの教会で結婚式を挙げたそうだ

パーティの前にまず金婚式のミサがあった。教会の中に入ってみると弦とトランペット、オルガンの7人のアンサンブルが控えていて、ソプラノがバッハのカンターターを演奏した。なので、ミサが終わったのは1時間半後。弦の連中は劇場で見慣れたNationaltheater のオーケストラ団員達。若いソプラノ歌手がちょっと弱かったけれど全体としてみれば面白かった。エヴァンゲリッシュのミサなのでしち面倒臭い儀式感が薄いのも助かった。

ミサが終わってからいよいよ宴会。ここでも興味深いスピーチやスライドショーなどがあったりして退屈しなかった。料理はまあまあの及第点。招待客の7割がいなくなった9時頃にわれわれも失礼してきた。

こういうパーティの時には引き上げ時のタイミングを見つけるのがなかなか大変なのである。ブリギッテにとって客の中で先頭に引き上げるのは論外で、普通は最後のグループに入っていることが多い。わたしはそれがいつも不満で半ばを過ぎた頃から「帰ろう、帰ろう」のサインを送り出す。(笑)

かと言ってブリギッテがいつも最後まで居たがるということではない。初めの頃は彼女のペースに合わせていたら 「どうして帰ろうって言ってくれないのよ」と責められたことがある。要するに、自分から帰ろうというそぶりを見せるのが嫌で 「わたしはまだまだ楽しんでいたいのですが、夫が帰りたがっているものですから仕方なくここで失礼します」と相手に印象づけたいだけなのである。かなりずるいと思うのだが、わたしが早く引き上げたいと思っているのはほとんどの場合本当なので、まあ損な役であるが引き受けている。