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2011年11月06日

快晴の日曜日

日曜日・快晴 / 最高気温16度
7時20分起床。今日の仕事は夜の公演だけだが、いつも通りの時間に起床。昨日ほどではないが今日もカラリと晴れた素晴らしい秋の一日。来週の予報を見るとこの天気はまだ続くようだ。

わたしにつられたかのようにブリギッテも日曜日にしては早い時間に起きてきた。一緒に朝食を終わってから彼女は恒例のおばさんへの長電話。わたしは早朝ウォーキングに出掛けた。5740歩・52分を歩いて帰宅。今日も途中からコートを脱いでのウォーキングだった。

わたしが戻ったときにちょうどブリギッテもおばさんとの長電話を終わって、2人でお茶にする。そのあと、庭の落ち葉掻き。今年は例年に較べて落ち葉の量が多いような気がするのだが。狭い庭だからものの15分くらいで終わってしまった。

今夜の公演は久しぶりに「子供と魔法」(L'enfant et les sortilèges) 。このオペラは休憩無しで正味50分ほどの短いものなので早く帰れるのがいい。今夜は18時開演ということで20時には帰宅できた。

帰りの Tram の中でちょっとした出来事が。わたしの座った車両の後ろの方に2人の子供連れの夫婦が居て、その子供たちがはしゃぎまくってうるさいなと思っていた。こういう時に、わたしはイヤホンを耳に差し込んで耳栓代わりにしているのだが、わたしの後ろの席に座った女性が堪りかねたのか 「うるさい! 静かにしなさい」と怒鳴った。

するとわたしの斜め向かいに座っていた老女が 「いいじゃないですか、子供なんですから」と抗議。それに対して怒鳴った女性は 「ここは公の場ですからこれは限度を超えています。教育者(Pädagogin) であるわたしが言うのです」と応えた。だが肝心の親たちが子供を戒めないからそのあとも子供たちの騒音は一向に静まる気配がない。

すると今度は別の男性が注意。それに対して子供たちの父親と思える男性が抗議しているようだった。それから2つめの駅でその親子は下車して騒音は治まったのだが、なかなか考えさせられる出来事だった。

わたしはヘッドホンの耳栓をして一番前の席で本を読んでいたので、その全てを傍受したわけではないが、教師だという女性の方が正しいのは確かだ。この女性教師のように敢然と親子に抗議するという勇気は貴重だ。