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2011年11月25日

イヤースピーカーのエージング

金曜日・晴れ / 最高気温3度
7時起床。昨日までの気温とはたった3度か4度の差だけれど太陽が顔を覗かせたからか意外に暖かいと感じた。今日も10時から3時間のオーケストラ付き舞台稽古。夜は今シリーズ最後の「ホフマン物語」りの公演とぎっしりと詰まった日程。

image 昨日到着した STAX のイヤースピーカーだが、昨夜さっそく試聴してみたところでは想像していたとおりにガサガサの音だった。小さいとは言っても一応スピーカーと名乗っているからにはエージングは不可欠だろうと思い、8時頃から CD をリピート演奏させてエージングに取りかかる。家を出るときに選んだ CDはパイヤール/ Bachの管弦楽組曲。これをかなり大きめの音量にして出掛けた。

10時から始まったオーケストラ舞台稽古は Turandot の第三幕。この幕では合唱もあまり歌うところは多くはないのだが、2回繰り返して通す。やはり終わったときにはしっかり疲れていた。

帰宅してエージング用の曲を今度はアルプス交響曲/ルイージ、ドレスデン に替えて、またリーピート演奏をさせる。簡単な昼食を作って食べてから今夜の公演に備えて昼寝。昼寝から目が覚めてからまた曲を替えて今度はポップの Angelo Branduardi / Il Ladro。これは一回だけ聴いてそのあとにはシューマンの3番/サヴァリッシュ・ドレスデン。この時点で8時間ほど鳴らしっ放しだったからか、かなり音がこなれてしっとり感が出てきたようだ。でもまだまだ。

今夜の公演は18時からといつもより1時間早い始まり。5時少し前に家を出て劇場へ。今夜の公演は Rolando Villazón の調子も良かったせいか彼に引っ張られる感じで盛り上がりのある空気が舞台を覆っていた。観客もそれを感じたのか、カーテンコールの時などもいつもとは違った雰囲気。帰宅は22時40分。