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2012年01月30日

「ブダペスト・フェスティバルオーケストラ」を聴いた

今夜はブダペスト フェスティバル オーケストラとオピッツの演奏会を聞いてきた。指揮者はイヴァン・フィッシャー。アダム・フィッシャーの弟だそうでナマで聞くのは始めて。

オーケストラは技術面もしっかりしていて、堅実な感じで音楽を楽しめた。ピアノソロのオピッツは地味だけれど音色に多彩な変化があり安心して聴けた。わたしの席はちょうど彼の斜め後ろから彼を見る感じだったのだが、西洋人にしては短い足の姿が、よく見るブラームスの絵を連想させてユーモラスだった。(^_^;)

指揮者のイヴァン・フィッシャーはもうちょっとデリカシーがあって然るべきかと。せっかくの音楽の美しい線が彼の楽譜をめくる音で妨げられた。新聞紙をめくるわけじゃないんだから。ときおり見せるアダム・フィッシャーと同じような腕の動きが兄弟であることを感じさせた。総合的に見てやはりアダムの方に一日の長がある。

ブリギッテは演奏会が終わって U-Bahn の駅まで歩く間に「大学祝典序曲」の中にドイツの童謡 (Kinderlieder)と同じメロディーがあるのよ、と歌ってくれた。"Ein Schneider fängt 'ne Maus ......." で始まるのだが、なんと16番まであるのだそうだ。(笑)

30.01.2012,  Montag 20:00 Uhr,  Philharmonie
IVÁN FISCHER
BUDAPEST FESTIVAL ORCHESTRA
GERHARD OPPITZ, Klavier
Unzählige berühmte Künstler und Dirigenten der internationalen Musikszene haben mit dem Budapest Festival Orchestra gespielt, darunter Sir Georg Solti, der bis zu seinem plötzlichen Tod im Sommer 1997 Ehrendirigent war, Yehudi Menuhin, Gidon Kremer, Hilary Hahn, Rudolf Buchbinder, Vadim Repin, Martha Argerich, András Schiff und Radu Lupu.
 
 
Programm
Brahms Akademische Festouvertüre op. 80
Beethoven Klavierkonzert Nr. 4 G-dur op. 58
Rimskij-Korsakow Scheherazade op. 35 
 
Konzertpreise
€ 79 2 / € 66 3 / € 53 / € 40 / € 30 / € 20

Concerto Winderstein2010/2011 から2012年1月30日に引用