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2012年03月03日

つかの間の春・3日目

土曜日・快晴 / 最高気温11度
7時起床。3日続きの素晴らしい天気。数年ぶりにプラハからのお客があった。彼たちが引き上げたあとの午後はなんだか気が抜けたようになって、今日のウォーキングは取りやめ。このへんで少し休憩を取るのも良いかもしれない。

今日わが家を訪れたのはブリギッテの学生時代のペンフレンドとその家族。ペンフレンドの彼も今は58歳となったが気持ちの良い男である。わたしも彼の住むプラハには東西の壁のあるときとその後と2度ほどお邪魔して泊めて貰った。今回は彼の息子夫婦と2歳の子供を連れてイタリアへスキーに行く途中で立ち寄ってくれた。先回彼たちが来たのは息子がまだ結婚しないときだったから3年ぐらい前のこと。

大いに話が弾んだが、彼たちはドロミテに陽のあるうちに着きたいということでお昼過ぎにお開きになった。わたしはそのあとウォーキングに行こうと考えていたのだが、今日はブリギッテも在宅だから2人でのんびりと過ごすことにした。

まだ3時頃だったけれど、テラスに席を作って、暖かい陽を浴びながらわたしは Weißbier を飲み始めた。ブリギッテは紅茶でお付き合い。テラスに座ってくつろぐことができたのは今年になって初めてのことである。気温も暖かかったせいか小鳥のさえずりもにぎやかだった。

それから夕食までかかって、読みかけだったAmazon.co.jp: 愉楽の園 (文春文庫): 宮本 輝: 本を読了。話の筋にまとまりが感じられなくてあまり集中できなかった。

夕食にブリギッテが作ってくれた魚料理を食べたあと、わたしは iMac に録画した Sportschau を、ブリギッテはテレビの番組を観て過ごした。この天気は明日から崩れそうである。