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2012年04月03日

花粉症の症状が出てきた

火曜日・晴れときどき曇り / 最高気温17度
7時起床。朝起きて窓のカーテンを開けてみると小雨が降っていた。天気予報では晴れだったはずなのにと思っていたらお昼近くなって晴れてきた。昨日あたりから悪寒を感じていて、どうやら花粉症が始まったらしい。しかし、今回の症状は例年とはちょっと違う。

花粉症患者にとってはここ数日のように暖かく晴れた日が数日続いたあと雨が降るというリズムが好ましい。大気中に拡散している花粉を一度地面まで落としてくれる効果があるように感じるのである。気のせいだと言われればそれまでなのだが。

今年のわたしの症状はインフルエンザにでも罹ったかのように身体の表面にざわざわと悪寒を感じ、喉の奥に何かが引っかかっているかのような抵抗感がある。この症状は初めてのもので自分でも興味深い。このままでやり過ごすことが出来るのなら、喘息の発作が出たり夜中に鼻が詰まってしまうよりはまだましである。しばらく様子見だ。

10時から "Parsifal" のオーケストラ合わせがあった。指揮はケント・ナガノ氏。合唱の部分だけを抜き出して最初にやってくれるかと思いきやそうではなく2時間半の全てを拘束された。女性合唱団の場は明日にやるようだ。今回 Gurnemanz を歌う Stephen Milling が良い。顔はごついが声質も体つきからも Kurt Moll やMatti Salminen の後継者になれるバス歌手が出てきたと思う。

12時半に解放されてからブリギッテに電話をかけ、彼女の昼休み時間を利用して iPad のケースを買いに GRAVIS に立ち寄った。商品の数は少なかったがその中から BELKIN のものを選んで購入。わたしはそのあと帰宅して昼食を済ませ、1時間の昼寝。夕方になってまた少し曇ってきた。5時15分過ぎ頃に家を出て劇場へ。今夜は Otello の2回目の公演である。

楽屋でわたしの隣に座っている同僚もここ数日鼻をグズグズとさせている。昨夜は横になっていることが出来ずに夜中に起きてしまったそうだ。彼は定期的に抗体を注射する花粉症の治療をここ数年続けているのだが、それでも完全に花粉症アレルギーにさよなら出来ていない。厄介なものである。22時20分頃の帰宅。今夜はブリギッテが今シーズン最初の Spargel (白アスパラガス) を料理しておいてくれた。しかし、旬には早過ぎるのかまだ香りが少し物足りない。