安息の日曜日

2018年1月21日(日)・曇り一時晴れ/最高気温2度

5時半起床。

今朝も早起き。昨夜はけっこう遅い就寝だったのに。

今日は日曜日で義母とのブランチの日。しかし彼女は一昨日、退院してきたばかりだし、わが家まで来るのが義母にはもうかなりの負担になっているのでわれわれの方から行くことにした。

食器とかは義母宅のものを使うけれど、それ以外にもわが家から運ばなくてはならないものがけっこうある。新鮮なジュースもこちらで作って持っていくことにした。

久しぶりに会う義母は思いのほか元気そう。話す口調にも力があってやはり自分の家に戻ってきたことが嬉しいのかもしれない。ブリギッテが言うには、これまでの折り合いの悪かった介護婦さんと一緒の数ヶ月が義母にはかなりのストレスだったらしい。

良い雰囲気の中でブランチを終わって12時過ぎにわれわれは引き上げてきた。満腹感に昨夜の遅い就寝が重なって眠かったので1時間ほどグッスリと眠る。

外は昨日の雪がしっかり残っているので、午後からはゆっくりと本を読んだりメールを書いたりして過ごす。今日は早寝しよう。

「屍人荘の殺人」(今村昌弘著/東京創元社)読了。

最近、本格ミステリー小説というジャンルから遠ざかっていたのだが、好意を持って読んでいるブログでのおすすめがあったので電子書籍を購入して読んでみた。そのブログ記事とは

「屍人荘の殺人」(今村昌弘著/東京創元社) – CLASSICA – What’s New!である。

このブログの筆者は音楽評論家(ファン)でもあるし、熱心なサッカーファンでもあるらしい。どちらの部門にたいしても基本的に温かい眼差しをお持ちの方で購読していてとても心が安まる。

で、このミステリー小説の読後感は100%満足とはいかなかった。そもそもわたしは映画でもホラー系のものは嫌いだ。見ていて心臓がドキドキしてくる。

ということはあってもこの本の骨格となっているところはやはり本格的な謎解きであって、ホラー系の話はあくまでも構成上の柱の1本なのだと納得させながら最後まで読んだ。ちょっと昔の謎解き探偵小説への懐かしさを感じさせる秀作。