リフォーム5日目

金曜日・曇りのち晴れ / 最高気温0度

6時半起床。昨夜は12時近くの就寝だったから6時半の起床はちょっと辛かった。毎朝こんな早い時間に起きなくてはならない人にとって週末がどんなに嬉しいものであるかが少しだけ分かったような気がする。

劇場勤めの長かったわたしは就寝時間は午前0時とか午前1時で普通の勤めの人よりは遅かったけれど,朝は7時半か8時に起床すれば充分だった。朝の30分というのは昼間の1時間に相当する感じがする。ということでわたしも今週は日曜日が待ち遠しい。(笑)

今日は床張りを頼んだ工務店からの作業員が1人増えて、彼は「扉のスペシャリスト」だという。扉というのは1度持ってみれば分かるけれどかなり重い。わたしにはとてもじゃないが1人で扉を外したり取り付けたりは無理である。その彼は身長が 1.98m で体型は相撲取りの新弟子のよう。1.98m という身長はわが家の全ての扉で頭を前にちょっと倒さないとぶつかる高さだ。そんな彼は1人で扉を軽々とを自由自在に繰る。
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床張り作業は最初の月曜日から2人が組でやっているのだがその1人も2メートル近い身長で少しやせ形である。あまりにも軽々と洋服ダンスなどを運ぶので彼たちの手を見せて貰った。大きい!。文章で書いても伝わらないからわたしと手の平を合わせて写した写真を載せておく。左がやせ形の床張り作業員、右の写真が扉のスペシャリストの手である。わたしの身長は1.73mだけれど日本人の平均より手は小さい。ピアノの鍵盤だと1オクターブがやっとである。それにしてもこの差はなんなのだ!と思う。(笑)

これまで使っていた天井までの高さの作り付けの洋服ダンス二つは移動するのは無理だろうと諦めていた。ところがこの2人に頼んでみたらちょっと苦労はしたようだがなんとわれわれのクローゼットとして使う小さな部屋に入れてくれた。これはもう、感謝感激である。やはり身体が大きく力持ちというのは素晴らしい。

午後はまた必要な電気関係の部品を買い足しにホームセンターまでブリギッテと車を走らせた。細かい埃の舞う工事現場のような自宅にいるよりはこうして新鮮な外の空気を吸えるのは嬉しい。帰宅すると上の階に住む奥さんから Krapfen の差し入れがあった。それでお茶にする。そういえばもうじきドイツは Fasching の季節なのだ。

夕方、末娘が修行しているケーキ屋の Krapfen を持って訪れた。近くの病院に入院している彼女のおばあちゃんを見舞ったついでに立ち寄ったものである。足の踏み場もない汚れ放題のわが家を見て回り、一緒に夕食をとった。帰宅はわたしが車で送っていく。彼女は毎朝5時起きで夜は8時近くになると欠伸をかみ殺している。(笑)