パジャマ姿で閉め出された

木曜日・曇り / 最高気温マイナス3度

6時半起床。今日は床張り職人が来て床と壁の間の縁を取り付けていった。新しく張り替えた床のものではなく、これまで使ってきたフローリングの部屋の縁が拭くなってボロボロになっていたのを取り替えてもらったのである。

しかしこういう作業には行き違いが起こるのが常で,今日も彼が用意して来た材料が足りなくなって,また日を改めて来るということになった。そんなものだと思えば腹も立たない。(^_^;)

今朝はもうひとつのアクシデント発生。ブリギッテが出社するときにもう一つの住まいの鍵を全て室内に残したまま閉めていってしまったのだ。彼女を送り出し、朝食の後片付けをして、さてシャワーを浴びようと思った時それに気がついた。わたしはなんとパジャマのままである。

慌ててブリギッテの携帯に電話をして戻ってきて貰った。目出度く鍵を開けてから今度は彼女を車で地下鉄の駅まで送っていく。急いだのでわたしはパジャマの上にコートを羽織っただけで運転した。下半身がなんだかスースーして落ち着かなかった。(笑)

床張り職人は9時頃に到着して作業を始めた。昨日のうちに作業の準備をしておいたのが幸いした。わたしはその間 CD ・DVD を棚に戻す作業をする。それが終わってから今度は LP を戻す。さすがに LP は重くて何度も階段の上り下りをするうちに汗が噴き出てきた。

それが終わってから今度は VHS テープの断舎離。録画しておいたけれどもまだ観ていなかったものは全て捨てた。このあと1時間ほどの休憩を取る。

夕方5時からは地下の倉庫に移してあった本、雑誌類を本棚に戻す。文庫本などは小さくて軽いから楽なのだが,一番大変だったのは長年にわたって購読してきた季刊のステレオ・サウンド誌。これは写真が一杯載っていてとにかく重い。

今日は本を部屋に運び込んだだけで作業を終了したが、明日は多分半分以上の古い号を棄てることになるだろう。いつか読み返すだろうと思って取っておいたのだが、さすがに10年以上も前のステレオ雑誌はもう読まない。古い号をパラパラとめくってみると評論家の大部分は亡くなっていて、時代の推移を感じる。

夕方7時過ぎにブリギッテが帰宅して一緒に夕食。そのあと彼女は片付けを始めたがわたしはもう充分に働いて疲れていたので,食料品の入ったダンボール一個を運ぶのを手伝っただけ。明日は主に本の片付けをする予定だ。