そろそろ日本旅行の計画を立て始める

2023年3月30日(木)・雨/最高気温15度

7時半起床。

夜の演奏会を聴きに行くまではなにも予定はなし。お天気も朝からしっかりした雨が降り続いていたので,外へ出てみようという気にもならずに心静かに在宅。

3月も終わりに近づきそろそろ日本へのひとり旅の計画を立て始める。まずは高専時代の同級会。わたしは3月の早生まれだけれど同級生の中には喜寿(77歳)を迎える人も出てくる。やれるときに、会える時に会っておきたいと思う。今日はメールの往復で日にちと場所、時間が決まって、今回の幹事を勤めてくれる級友に感謝である。

ちょっと遅い昼食は鶏肉を薄切りにして「白だし」に20分ほどつけ込み、片栗粉をつけてフライパンでカリッと焼き上げたのがおかず。それに焼き海苔を添え、インスタント味噌汁、ご飯。トリ肉はじつに美味しい味に出来た。味噌汁も近頃のインスタントはおいしい。1人での食事ならこれが手軽である。

そのあとまた日本滞在中の計画を練り、一歩前進。1時間の昼寝もしっかりできた。

朝からの雨は家を出る18時半頃には止んで晴れ間も見え始めた。しかし用心して折りたたみ傘をバッグの中にしのばせる。これが正解で、演奏会が終わって外に出たら横殴りの雨になっていた。

バイエルン放送交響楽団の定期演奏会(5−7)

2023年3月30日(木)・雨/最高気温15度

今夜はわたしの好きなショスタコーヴィチ交響曲題5番。

前半のプログラムは興味深かった。

スクリーンショット 2023 03 30 17 45 20

曲目紹介では次のように書かれている。(DeepL による訳)

BR合唱団と交響楽団によるジュリアン・アンダーソンの30分作品『エグザイルス』の初演は2022年1月に予定されていたが、コロナによりその時点で中止せざるを得なかった–2020/2021年に書かれたこの作品は、パンデミックの経験そのものをテーマにしているから、皮肉な運命のいたずらである。しかし、それをはるかに超えて、作曲家は「故郷を離れ、戻ることを切望する瞑想」である『エグザイルズ』で、内と外、個人と集団の追放の最も多様な側面の広範なパノラマを作り出しています。この作品は、ミュンヘンで初めて体験することができます。マンフレート・ホーネックが指揮するショスタコーヴィチの交響曲第5番は、孤立と撤退の段階から生まれた作品である。スターリンの文化政策から厳しい攻撃を受けたショスタコーヴィチは、1937年に「第5番」で公式の更生に成功した。その過程で彼は、困難な状況をものともしない人道的なメッセージと微妙な曖昧さを持つ音楽を魅力的に書き上げました。

響きのきれいな全体の印象だったけれど余り印象に残らない。合唱はとてもよくまとまっていた。どれぐらい練習するのだろうなんて考えていた。

休憩のあとのショスタコービッチも素晴らしい演奏だったけれど,ウクライナ戦争真っ直中の今、この曲を聴くとロシアのあざとさと押しつけがましい響きに素直になれなかった。

今夜の指揮者、Manfred Honeck の動きがときどきカルロス・クライバーを思い出させた。