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2006年09月02日

今日は少し休養

快晴 / 外気温16度(朝)28度(午後4時)
8時半起床。昨夜もグッスリと眠れて快適な目覚め。今日まで、連日ちょっと遠くの街へ観光に出掛けていたので、精神的に疲れを感じる。ここから20分ほどの街 (Castelnuove Beradenga) まで週末の買い出しに出掛けたあと、今日はのんびりとプールサイドで寝そべっていようと思う。

しかし、窓を開けてプールサイドを見てみると、またもやイノシシの襲来があったようで一昨日庭師がきれいに直した芝生がまた掘り返されている。イノシシの方も人間を怖がっているから、昼間は現れないとしてもなんとも気持ちのよいものではない。

image朝食のあと,今日の目的地 Castelnuovo Beradenga へ車で向かった。ここからはほんの一走りの距離。小さな可愛らしい集落で野菜と肉とを買ったあと、Bar でエスプレッソを飲み一休みする。

imageわれわれの隣りに座っている観光客の会話を聞いているとドイツ人だった。このへんの別荘の持ち主は多分ドイツ人が多いのだろう。

imageブリギッテに言わせると、同じ800Kmを走るのでも Nordsee に向かうのと Toscana に向かうのとでは気分的に大きな違いがあるのだそうだ。やはり南のイタリアへ向かうときには楽しさへの期待と明るさへの欲求で心楽しいものがあるとか。

帰宅してからすぐに着替えてプールへ飛び込む。プールの中に入っているのはホンの短時間で、プールサイドのデッキチェアに寝そべって本を読んでいる時間の方がはるかに長いのだが、今日の太陽はジリジリと照りつけていて30分もすると太陽に当たっている側の肌が少し痛くなってきた。日焼け止めクリームを持ってきていないので、早々に家の中に退散する。鏡に上半身を写してみると左側だけがクッキリと赤くなっていて気がつくのが遅かったようだ。夜になってヒリヒリとした痛みが襲ってくる。(-_-;)

image夕食は、この地方特産のパスタ Pici を茹でてボロネーゼソースを作って掛ける。前菜は、タコのぶつ切りのオイル漬け。これはちょっと新鮮味が足りないのか、歯ごたえに不満があった。

夜の9時過ぎから近くの集落 San Gusume で夏のフェストがあるというので行ってみる予定にしていたのだが、真っ暗闇の山道を車で走るのもちょっと怖いし、テレビではサッカー・ヨーロッパ選手権の予選(ドイツ対アイルランド)を放送していたので急遽取り止めにした。あまりパットしない試合展開だったが、ドイツが1−0で勝利。押され気味ではあっても最後には勝つという、このへんの地力はなかなか大したものだと思う。ベッドに入って次なる本「蒼穹の昴」上巻を読み始める。