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2006年10月04日

5日間の休暇最終日

曇り時々晴れ / 外気温18度
7時50分起床。昨夜の赤ワインが効いたのか気持ちの良い睡眠で8時少し前の目覚め。天気予報ではもう少し荒れる天候かなと思った今日の天気だったが、そうでもなかった。5日間の休暇の最終日。今日も長文の日記になります。(-_-;)

それでも朝のうちは今にも雨が降りそうなどんよりとした天気。本来なら今日は Theater の Betriebsausflug (社員親睦旅行のようなもの)で Landshut へ行くはずだったが、今年は棄権した。

外は9時頃になっても相変わらず夕暮れのように暗い。散歩に行くのにはちょっと躊躇してしまう天候である。そこで、買いたいものもあったので、今朝は路面電車沿いに歩いて Isartor 近くにある Conrad という電気屋まで歩くことにした。路面電車と並行して歩いていればもし強い雨が降ってきたら電車に乗ってしまえばよい。

結局、雨には降られず途中で薄手のジャンバーを脱がなくてはならぬほどに身体が温まった。途中で晴れ間が見えてきたので路面電車の車線から外れて、まだ歩いたことのない小道を縫って市内まで歩くことにする。イザール河から少し東の方向には小さな運河が走っているのだが、それに沿って歩いてみた。ところどころシューベルトの「美しき水車小屋の娘」を思い出させるような小道で、 München に住んでいる人でも知らない人は結構多いんじゃないだろうか。

image その運河を外れるところに警察が使っている建物があった。ふと目に止まった壁にはレリーフが。近寄ってみたら記憶にある名前である。エドワルド・ジェンナー、そう牛の種痘を人間に試した最初の医者である。わたしは、この建物がジェンナーが訪れたとか住んでいたのかと一瞬思ったがその下の分を読んでみるとそうではなかった。そこには「この建物は1903年から1904年にかけて建てられたもので1985年までバイエルン州の種痘の施設であった」ということらしい。

image そこから Mariahilfsplatz という教会のある広場を抜けて、ドイツ博物館の入り口を通り抜けると、もうイザール河を渡ったことになる。ドイツ博物館の壁には秋の陽を浴びて美しく輝いている蔦の葉があった。紅葉というのはそれ自体でも美しいと思うが、陽の光を浴びているときが一番きれいだと思う。

Conrad に着いて DVD-RW メディア (Verbatim というメーカー) 25枚入りを25ユーロで購入。これは先日購入したコンビ機の取扱説明書に推奨してあったもの。元は三菱の製品らしい。もっと安いものもあったが、焼いていて途中で失敗したりすると怒りがこみ上げてくる方なので、メーカー推奨のものを買った。(^_^;) 加えて、S-Video ケーブルも買う。これは良く理解できていないのだが、取扱説明書を読むとなにやらグレードが高そう。(わたしの受け取り方は間違っているかもしれない)

買い物はあっと言う間に終わって、そのあと Rosenheimerplatz まで歩く。お腹が空いてきて Döner Kebab が食べたくなったのだが、わたしのお気に入りの店は Rosenheimerplatz 近くにある。(笑) 今日は特別に山羊の乳から作ったチーズを挟んで貰い美味しく食べる。いつもながら凄いボリュームである。そのあとは路面電車で帰宅。

午後から、再び古い8ミリフィルムを DVD に焼くことを試みるがまだ成功はしていない。その作業をしているときにカローラが学校から帰宅。ちょうど彼女が生まれた年 (1988年) の8ミリフィルムを写していて、彼女は自分の赤ちゃんの時のフィルムを見てそこに釘付けになってしまった。(笑) 今夜、ブリギッテの帰宅は遅くなりそうで、カローラもオーケストラの練習に出掛けているので1人でゆったりと過ごしている。休暇最後の夜としては理想的。(^_^)