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2006年10月10日

昨夜に引き続き Akademikonzert を聴く

快晴 / 外気温20度
7時20分起床。今日も朝までグッスリとよく眠れて快調。天気のほうも昨日に引き続き素晴らしい秋日和。わたしには珍しく、朝から夜までギッシリと詰まったスケジュールだったのでさすがに疲れた。

今日も昨日と全く同じく朝の10時からと、夕方の5時からの2回の練習。Chorkonzert は3日後に迫っているのだが、どうも合唱指揮者は細部に拘りすぎのような気がしてならない。今日あたりは一度プログラムを通して練習したいと思ってしまう。

11時半に終了してまず、Tageskasse へ。昨日の Akademiekonzert は盛りだくさんのプログラムでどうも私の中では消化し切れていなかったのでもう一度聴きたいと思った。今夜が最終回であるが、幸い、切符が取れたのでこれで今日は予定がビッシリと詰まったことになる。

午後三時にわたしが München で最初についた声楽教授のもとに伺うことにしていた。東京に住んでいるわたしの先輩に当たる人から、彼の生徒さんをその声楽教授(既に引退しているのだが)に紹介して欲しいということで、アポイントメントを取ってあったのである。わたしにしてはハードスケジュールなので、体力温存のために今日は車を使うことにした。そうしないと夜のコンサートで居眠りしそうな気がしたのである。(汗)

声楽教授のお宅で約1時間を過ごし、そのあと劇場へ。夕方五時からの練習の時には頭がボーッとして、やはりちょっと疲れたかなという自覚があった。少し休んでから Prinzregententheater へ。昨日と同じく8時開演。席に着いたときには思ったよりもスッキリとした頭で1人だったせいもあるが音楽に集中できて、昨夜よりは楽しめた。

実を言うと昨夜の Metamorphosen / R.Schtrauss の記憶がどうにも薄かったのが気になっていた。ところどころでリヒャルト・シュトラウス独特のハーモニーが聞こえてはいたのだが全容をとらえるまでには至らなかったのである。今夜はこの曲を目的にして行ったようなものである。最後まで集中して聴いたせいもあるけれど、昨夜とは比較にならないほど強い印象を受けて満足。

SMARTを持っていったおかげで、終演後は素早く帰宅することが出来た。今夜ゆっくりと眠れれば疲れも取れるだろう。