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2006年10月16日

休日の谷間

晴れ / 外気温20度
7時40分起床。今日も朝のうちは霧が立ちこめていて、昼近くなってから太陽の光が輝きだした。午前中に歩いていると手が冷たいと感じるようになってきた。心なしか寂しくなる一瞬。

2日の休日のあとの練習は11時半からとゆっくり。今日からホヴァンシチナ / ムソルギスキー作曲、の音楽稽古が始まった。わたしの苦手なロシア語である。ロシア語の楽譜とドイツ語で発音が書かれた楽譜(ドイツ語でカナを振ったものである)のどちらかを選ぶのだが、わたしはもちろん後者の楽譜をもらった。助かるのはチャイコフスキーの「スペードの女王」の楽譜よりははるかに読みやすい。日程を見たらこのオペラの Premiere(初日)はなんとわたしの誕生日(3月18日)である。

あまり上演されることのないオペラで、わたしもまだやったことがない。しかし、2週間ほど前にテレビでブリュッセル・モネ劇場での公演を放映していた。それを録画しておいたので時間があるときに見るつもりである。指揮者は日本人の大野和士さん。興味のある方は Wikipedia を読まれると簡単に書いてあります。ちょっとだけ引用しておきます。

前作《ボリス・ゴドゥノフ》と同様にロシア史の一こまを扱っているが、この事件に最初にムソルグスキーに注目させたのは、スターソフだった。西欧的な近代化をはかったピョートル大帝に対する、イヴァン・アンドレーヴィチ・ホヴァーンスキー公とその従者たちにの謀反が扱われている。結局ピョートルが帝位に就いて謀反は挫折し、ホヴァーンスキー公の従者たちの集団自決で幕切れとなる。

ホヴァーンシチナ - Wikipedia から引用
今日の練習は「ホヴァンシチナ」の他に、来週久し振りに来る「 Billy Budd 」があった。午後1時に終了して帰宅。それから夕方5時半まではマック三昧。

夕方6時半からはまた音楽稽古で今回は「 Billy Budd 」だけを1時間半。8時に終了して夕闇の中を Ostfriedhof の駅まで歩いて路面電車に乗る。これで今日も一万五千歩をクリア。明日は合唱の休日なので夜はゆったり。