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2006年10月19日

今日のミュンヘンはフェーン現象だったそうだ

晴れ / 外気温19度
7時20分起床。昨日は頑張って一万八千歩ほど歩いたので、眠りも深くて快かった。相変わらずの好天気が続いている。

今日も10時半からと17時半からの音楽稽古。中身は Billy Budd 。午前中の練習のあと、温度計の電池が切れていたのでまた Conrad に立ち寄り購入してくる。そのあと最近開店したという日本食品店「佐野」に立ち寄る。この店は Viktualienmarkt 近くの Blumenstrasse にある。お弁当をその場で作ってくれるというのを何処かで読んで、その値段が5ユーロだというので試してみる気になった。

店に入ってみるとカウンターの向こう側では1メートルもあろうかというマグロをさばいているところ。ほう、これはなかなか…、と思ってしまった。店の内容はこれまでの日本食品店とあまり変わらないが、おそうざいふうなものも扱っているのがちょっと新しい。「トンカツ弁当」を頼んだのだが、評判通りにカツを揚げるところから始まった。必然的に5分ほど待たなくてはならなかったが、家に持ってきてから食べてみるとなかなかの美味。ご飯の炊き方も満足のいくもので、これで5ユーロなら安いなと思う。日本並みの値段だろうか。次回は魚のおかずも試してみようかなと思う。

劇場に夕方行くまでの間、恩師への手紙を一通書く。電子メールにどっぷりと首まで浸かってしまった身には、ペンを取って手紙を書くというのはかなり改まった行為になってしまっている。しかし、たまにこういう事も良い。

練習前に郵便局に立ち寄って恩師への手紙を投函。この郵便局だが最近引っ越した。以前の場所はレジデンツの真っ正面で、まさに一等地というところだった。郵便行政に新しい波が押し寄せているようで、以前の場所から家賃の安いところに引っ越したということだろう。悪いことではない。

夕方の練習は予定よりも少し短く切り上げて、その分早めに帰途につくことが出来た。カローラは木曜日なのでオーケストラの練習、そして、ブリギッテも珍しく今日はかなり遅い帰宅になりそうである。