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2006年12月04日

笑えた新聞記事

今朝の Süddeutschezeitung (Page 9/Panorama)に載っていた記事。笑い話のようだが頷ける話ではある。(笑)

小さな記事で、見出しは [Frauen können Männer an Marktbude abgeben](女性たちは男どもを市(いち)の売店に預けることが出来る)というもの。

ドイツでもこれからクリスマスに向けてプレゼントや祝日の準備やらで買い物に忙しくなる。ドイツ人は普通は夫婦で買い物に出掛ける事が多いのだが、2人で買い物をしたりするとどうしたって意見の食い違いもあるだろうから、女性たちは1人で買い物をした方がサッサと片付いてなにかと都合がよい。そこで…

ドイツの小都市ツェレ(Celle) という街ではそれを考慮して、クリスマス市 (Weihnachtsmarkt) に男性専用の小屋を用意したそうだ。女性が買い物をしている間、男どもはそこでサッカーのゲーム(二人で人形の選手がぶら下がった棒を引っ張ったり回したりしてゴールを狙って遊ぶ机大のもの)をしたり、テレビのスポーツ番組を見たりビールを飲んだりして女性が買い物を終わるのを待つことになる。

この措置はおおむね女性陣に「自動車を駐車するようにパートナーも預けることが出来て、特に夕方からの時間に縛られた忙しい買い物には重宝するわ」と好評だそうである。考えてみると、これはまるで「デパートの託児所・おとな版」ではないか。(笑)

わたしなどは、そんなことなら一緒に買い物になどに出掛けず家で好きなことをしていた方がいいのに、と考えてしまう。しかし、ドイツ人男性は買い物は夫婦揃ってという習慣が身体に染み込んでしまっているのかも知れない。それとも女性たちは男どもが運転手の役割を果たしてくれればそれで充分と思っているのかも。