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2007年01月11日

浅見光彦殺人事件 / 内田康夫著(角川文庫)

image このところ浅見光彦シリーズが続いている。カッパえびせんのコマーシャルではないが「やめられない、とまらない」という感じ。昨夜8時頃に読み始めたのだが3時間ほどで読み終わってしまった。(汗)

この本の特徴はカバーの開きに「著者からのお願い」ということで「この本は浅見光彦シリーズを三冊以上お読みになった方以外はお買いにならないで下さい」と書いてあること。この著者特有のユーモアかなと思って読み進めていったら、最後のほうになってその意図が分かった。

あとがきに著者が書いている。「お読みになれば分かることですが、これと同じ趣向のテーマは二度と書くことは出来ません」「浅見のファンであればあるほど、この作品から受けるショックが大きいはずですし、逆に浅見シリーズをはじめて読む人には、なんの事やらチンプンカンプン、ちっとも面白くないかも知れません」

わたしはこれまで随分な数の「浅見光彦シリーズ」を読んでいるので、それなりに面白かった。少なからぬ意外性も味わえて満足。しかしこれ以上書くとネタバレしそうだからこの辺でやめておく。(笑)
(2007年1月8日読了)