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2007年01月31日

ホヴァンシチナの舞台稽古始まる

晴れのち曇り / 外気温7度
7時起床。少し暖かさが戻ってきた。いよいよ今日からホヴァンシチナの舞台稽古が始まった。

10時からまず、演出家である Dimitri Tcherniakov 氏のコンセプション説明。彼はまだ若く、かなりバイタリティーに溢れた人のように見えた。ドイツ語が話せないようで通訳の女性が付く。これは40分ぐらいで終了して隣の Rennertsaal という舞台稽古場に移っていよいよ舞台稽古の開始となる。

これはよくあることだが、舞台稽古を始める前に確認の意味で一度音楽稽古だけをした。そのあと、妙なことに空白の時間が流れる。われわれ合唱団はしばらく待っていたのだが、今日の練習はこれで終了ということになった。はてな?

すぐにわかったことだが、われわれが数ヶ月掛けて練習してきたある部分は、演出家がカットすることを考えていた箇所だったようだ。正直に言うと、歌う部分が減るということはわたしにとっては歓迎すべき事なのだが、こういう基本的な連絡のまずさは、なんだかなぁと思ってしまう。

帰宅して食事を摂ったあと、しばらく家事をしているともう夕方の練習に行く時間。今日も昼寝はちょっと無理。しかし、昼食を満腹に食べないで、腹八分目にしておいたせいか眠気も感じなかった。

17時からは昨夕に続いて Kent Nagano 氏との音楽稽古。今日は後半の部分を通したのだが、やはりかなりゆっくり目のテンポ。このオペラはけっこう長いのでこの速度でやるとかなり演奏時間が延びてしまうのではないだろうか。練習は45分ぐらいで終了して帰宅。