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2007年02月11日

カローラ、オーディションに合格

先月末にカローラがオーディションを受けたATTACCA - das Jugendorchester des Bayerischen Staatsorchestersから合格の返事があった。(^_^)

これはミュンヘンの Nationaltheater が今シーズンから作ろうとしている「青少年オーケストラ」ATTACA のことである。次代を担う若い音楽家を育てようという目的なのかなと思ったが、それほど大上段に振りかぶったものではなく、わたしの受けた感じでは、演奏する若者が音楽することの嬉しさを見つけ出し、それを聴く若い人達が音楽の楽しさを見いだしてくれたら、という軽いノリのような気がする。

カローラはこの話をずいぶん前から噂を聞いていたらしいが、12歳以下の子供達のものだと勘違いしていた。わたしがオーケストラの同僚から「カローラにもオーディションを受けさせたら」と言われて初めて、12歳以上、ということに気がついた。(汗) しかし、この時はまだ4本の親不知を一度に抜歯して間がない頃。ずいぶん痛みは薄れたがまだ高音を吹くと抜いた跡が痛むと言っていたときだった。ようやくなんとか曲を吹けるようになって、オーディションに臨んだのだったが自分では余りよい出来ではなかったらしい。ちょっとガッカリしていたがすぐに気分転換をしてそのあとすっかり忘れていた。新しくボーイフレンドも出来たしね。(^_^)

だが、今日 Emailで合格の連絡があったので、彼女も嬉しそう。このオーケストラがこれからどういう活動をするのかはまだ全然わかっていないのだが、新しくオーケストラの中で吹ける場が出来たということは彼女のために喜ぶべき事だ。ただし、今回のことで将来プロになるとか、なれるということではないし、わたしもそれは薦めない。音楽を演奏する楽しさは趣味の範囲を超えないのがなにより。