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2007年02月16日

母親、張り切る

今日の夕方、母娘は IKEA に買い物に出掛けた。新しくカローラのベッドを買うためだという。

カローラが現在使っているベッドは、わが家の近くに住んでいた日本人駐在員の方が置いていってくれたもので、彼たちの息子である幼稚園児が使っていた小さめのサイズである。カローラは小柄だから現在までこれを使っているが、以前からもう少し幅の広いベッドが欲しいと言っていたことは確か。

先ごろの日記にカローラにボーイフレンドが出来て、ときどき彼女の部屋に泊まっていくということを書いた。さすがに大人2人が寝るには現在のベッドは狭すぎてよく眠れないのか、カローラは次の日はボヤッとした表情をしている。

それに気づいたブリギッテが「2人で横になっても充分な幅広いベッドを買いに行きましょう」と張り切ってしまって、今夕、出掛けたというわけである。昭和20年代生まれの日本男性であるわたしは「ベッドの隣の床の上に予備のマットレスを敷いて寝ればいいだろうが」と思うのだが、それは即刻却下された。そう言われて見れば上の2人の姉たちも1.4m幅の広いベッドを使っているのだ。正直に言って、どうも複雑な心境である。かと言って、睡眠は大事だからと思うと、反対する明確な理由もない。