2007年03月02日
ルイボス・ティー (Rooibos Tee) ー追記あります
一昨日の日記で寝不足のことを書いたらぴかままさんからカフェイン・フリーのルイボスティー (Rooibos Tee) を教えていただいた。さっそく試してみる。
実はぴかままさんのコメントを読んでいたときに、折良く長女のアンナが「わたし今から買い物に行くんだけど、お宅で（家計は別ということになっているので）何か買ってきて欲しいものはある？」と訊く。すかさず、一昨夜の寝不足のことを話してルイボスティーを買ってきて貰うことを頼んだ。「ああ、ルイボスティーね、カフェインを含まないから、夜にはわたしも飲んでるわよ」と彼女が言う。
さて、夜の公演から戻ってみると食卓の上に彼女が買ってきてくれたルイボスティーが乗っている。簡単な夜食のあとそれを入れて飲んでいるとブリギッテが食卓に近づいてきて「ルイボスティーならうちにもあったのに。あなたにもときどき出してあげてるじゃないの」と言われた。どうやら今回も、知らないのはわたしだけであったようだ。(汗)
その時には「あっ、そう」としか答えられなかった。こういう状況の時に下手に抗弁すると、あっという間に彼女の舌鋒にたたきのめされてしまう。
ふと昭和天皇を思い出した。あのお方のエピソードを物語る時に必ず出てくる、彼の「あっ、そう」という返事である。答えても仕方がないもの、答えられないもの、答えるとまずいことになるもの、に対してはこの返事ほど都合の良いものはないことに気がついた。昭和天皇の心中が実感できる瞬間である。さらに素晴らしいのは「あっ、そう」＝ "Ach, so"
と発音が日独共通なのである。精神上のギャップがないのでまことに自然に口に出る。(^_^)
（追記）:
ルイボス・ティー、１種類だけでは飽きがきて可哀相だと、カフェイン・フリーの紅茶を買ってきてくれた。単に Schwarzer Tee（紅茶）と書かれているだけで種類はわからない。多分、Dallmayr のブレンドなのだろう。今週末にさっそく試してみよう。