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2007年06月18日

1年ぶりに垣根の剪定

月曜日・晴れ / 外気温30度
6時半起床。今日は合唱の休日。懸案の垣根の剪定を実行。年毎にこういう作業は身体にこたえる。しかし、その出来映えには満足。

明け方にベッドの中で雨音を聞き「あ〜ぁ、せっかく垣根の剪定を予定していたのに駄目か」とガックリ。今日を逃すと今度はいつ出来るのかちょっと見当が付かないのだ。しかし、ラジオを聞いてみると天気予報は「雨は上がって良い天気になる」と伝えている。おお、大丈夫か。

image まさしく天気予報の通りで7時半頃には雨がすっかりと上がってしまい青空が見え始めた。作業を始める前にホームセンターの OBI まで車を走らせ今日使う「新兵器」を購入。植木屋さんが使うような大きな剪定バサミである。(38€)電動の機器も使うのだが、これがあったほうが作業の捗りと出来上がりが違う。まず、大雑把に電動で垣根を刈り上げ、刈り残したところを手動のハサミで仕上げていくという手順になる。

これを購入したのは大成功。丸1日掛かるかなと覚悟していた作業も2時過ぎには終了してしまった。そして、その仕上がりにも満足。垣根の厚みはすでに1mを超えてしまっているので電動の機器だけでは奥まで届かない。それが今日は、柄に付いているボタンを押して約1mまで長く延ばせるので綺麗に刈ることが出来た。新品だからその切れ味もシャキッ、シャキッと気持がよい。しかし長時間それを使っているとやはりハサミ自体の重さがボディブローのように効いてくる。特に肩と二の腕の筋肉。すべて終わったときにはグロッキーだった。ボクシングに例えたらダウン寸前。(汗)

シャワーを浴びて少し生気を取り戻してから、Tramに乗り Rosenheimerplatz まで。さすがに今日は自分で作って食べる元気がないので、わたしのお気に入りケバブ屋さんで昼食をとる。わたしの帰宅と時を前後して、カローラも帰宅。

彼女は今朝、緊張した面持ちで家を出て行った。アビトゥーア(Abitur) の成績が今日発表されるのである。筆記試験の時、彼女の得意の「数学」が不本意だったためにどんな点数が付くのか気がかりだったらしい。帰宅した彼女の顔はしかし満面の笑顔。結果は 1.5 だった。1.0 というのが最高だからこれはかなり良い成績に入る。こうなってくると問題は、彼女が大学で何を勉強したいのかがまだハッキリとは決まっていないということ。現在は「統計学」(Statistik) に関心があるようだが…。

夕食は彼女のボーイフレンドもまじえてのなごやかで、明るい空気。やはり今日で「生徒」の時代が終わりこれからは「学生」となる嬉しさだろうか。それともただ単なる開放感かも知れない。