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2007年07月22日
ギョッ、高い！
昨夜、急な誘いでブリギッテは Gasteig で行われたコンサートAnna Netrebko & Rolando Villazón Die Klassik Gala des Jahresを聴いた。わたしも誘われたのだが、わたしは「イタリアのトルコ人」の Premiere があったので残念。
ブリギッテがそのお誘いを受け取ったのは16時の退社後買い物をしたりしていたので17時近く。それでも開演は20時、演奏会場の Gasteig まではTramで20分もあれば着いてしまうのでそれほど慌てることでもなかった。きっと知人の誰かがドタキャンしたのだろう。
彼女はコンサートの後でFeinkost Käferでの食事にも招かれて帰宅は午前0時半頃。わたしも昨夜はその時間まで起きていたので少しだけ演奏会の状況を聞くことが出来た。余り音楽面のことは報告してくれなくて(汗)、もっぱら会場の雰囲気だとか、聴衆の年齢層、服装などについての感想。
音楽面については、簡潔に
「 Anna Netrebko のほうが断然良かった」
わたしが「えっ、それだけ？」と訊くと
「Rolando Villazón も悪くはなかったけれど、アンコールで歌った "Dein ist mein ganzes Herz" はちょっとオケとのバランスがおかしかった」
となんだかよく分からない報告。
それから後の話は聴衆は老年層が目立っていたとか、女性達がかなり着飾っていたこと、休憩時間が短すぎて飲み物を手にしたらもうベルが鳴り始めたとか、余り音楽とは関係のないことで終始した。
しかし、そのチケットを見せて貰ってわたしはその値段にビックリ仰天。なんと、482€ですよ。それも座った席は真ん中だったけれど中央の列ではなく後のほうだったとか。老年層の着飾った（金持ちの）観客が目立ったのもこれで納得。ちなみに Festspiele の最終日に上演されるDie Meistersinger von Nürnbergの最高額チケットでも 193€ です。
最後にブリギッテのキツイひと言。「近くの席に座っている人達を観察していたけれど、クラシック音楽には余り興味のさそうな Primitiv な感じの人が多かった」だそうです。
【追記】 コンサートのあと彼女たちが食事をとったのは Prinzregententheater の斜め向かいにある高級料理店Feinkost Käferで、時間もちょうどわたしがショボイ Premierenfeier にガッカリしていた頃。招待主が、オペラも撥ねた頃だからわたしを呼んだらということで、ブリギッテが何度かわたしの携帯に電話したのだそうだが、わたしは気がつかなかった。これはちょっと残念であった。(-_-;)