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2007年09月01日

お目当ての機器が見つかった(^_^)

日本滞在最後の日に秋葉原を彷徨していたら遂に見つけた!これぞ長年にわたってわたしが捜していたものだった。それはDVDライター『VRD-MC5』(SONY)

image 今日は昔からある電気街の方を歩きながらいろいろな店を見て回った。そこで見つけたのがDVDライターというソニーからの新製品。オープン価格であるが今日見て廻ったところでは ¥28380 - ¥29800 といった値付けがなされていた。8月10日の発売というホヤホヤの新製品である。

わが家も親バカの例に漏れず、娘達の幼いときには写真とビデオカメラでその成長ぶりを楽しく記録したものである。その時に使ったカメラはソニー製のハンディカム(8mmテープ)でもちろんアナログ。数年後にそれが壊れてしまって気がついたときには世の中は既にデジタルに移行しており、アナログのハンディカムは市場には見つからなかった。この時には大いに焦ったけれど、マック仲間の友人に中古を捜して貰って、やはりソニーのビデオカメラをなんとか手に入れることが出来た。このとき尽力して貰った彼には今でも感謝している。

その時に頭に浮かんだことは、次にまたビデオカメラが壊れてしまうようなことがあったら撮り溜めた記録は再生の方法が無くなるということ。なんとか出来るだけ早くこれらのテープをデジタル化してDVDに焼いておきたい。最近はドイツでもカメラ屋さんなどでアナログ→デジタルに変換してDVDに作ってくれるところが目につく。しかし、これがべらぼうな値段なのである。今回の来日で何か良い方法が見つかるのではないかと期待はしていた。

前回の秋葉原巡りでも捜したのだが、その時にはIOデータのTVチューナー&ビデオキャプチャぐらいしか見つからなかった。この機器を通してマックに読み込でからDVDに焼く、というわけであるが、本来はテレビの録画に使う製品らしく、PAL方式のドイツに持っていってもTVチューナーの機能は使えないからかなり無駄な出費となって悔しい。今日が最後の日なので、まあ無理だろうなぁと半ば諦めの心境で歩いていたらこのDVDライターを見つけておおいに喜んでしまった。

ざっと店員の話を聞いたり、パンフレットを読んだりしてみると、これこそわたしがここ数年に渡って捜していたものであるらしい。嬉しいことにこれを使えばマックに読み込んだりする必要もないから非常に時間が短縮されるし、機器の上部に付いている液晶で各種言語・ビデオ方式などを切り替えて選べるようになっている。電源も全世界に向けての製品らしくドイツでも変圧器を噛ますことなく使える。これならわたしの家族でも将来にわたって抵抗無く操作できるだろう。

不思議なのはこの手の商品がこれまで無かった(と思う)という事実である。ソニーのハンディカムが出た当時はかなりの人が使っていたはずだから、わたしのような需要者が沢山いるはずだと思うのだが…。約3万円という値段を高いと見るかどうかはその人の立場にもよるだろう。既にHD付きのDVDレコーダーを持っている人はこの機器を使う必要はないかも知れないが、それでも使い勝手などはこちらの方が上のような気がするのだ。まあ、ドイツに戻ったら早速使ってみよう。(^_^)