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2007年09月01日

旅の終わり

土曜日・曇り時々小雨 / 外気温26度
6時起床。日本滞在最後の日である。夜の食事を旧知の友人夫妻と摂ることが出来、最後がピシッと決まったかのような感じがする。

朝のうちからまだ、買い物をし残しているような気がしてなんとなく落ち着かない。搭乗時に預ける荷物の重量制限が 20Kg ではなく 30Kg であるということを確認して少し気が楽になる。秋葉原に出掛けてみた。(どうしても足が向くのはあの街になってしまう。(汗))

思いがけなく、そこでここ数年心に掛かって捜していた機器を発見。嬉しかった。この件については長くなるので別エントリとする。いったんホテルに戻って荷物を置いてから昼食に出掛ける。それはこのホテル近くにある四川料理の小さなお店で昨夜ブラブラ歩いていて目を付けておいたもの。今度の滞在でわたしは「担々麵」というのを何度か見かけたのだが、その赤い色がいかにも辛そうで食べる決心が付かないでいた。しかし出発が明日に迫り、やはりこれを食べなかったらあとで後悔するに違いない (おおげさ!) と思った。

この店では「担々麵」+「陳麻婆」という麺と麻婆豆腐のミニ丼がセットになっているものが良く出るらしい。しかしわたしは初体験ということで初めは「担々麵」だけを頼んだ。いかにも辛そうな赤いスープの中に麺があり、上には緑色の野菜とひき肉が乗っている。食べてみたら辛さはわたしの許容範囲であり、なによりスープがおいしい。辛さというのはどうしても食欲を昂進させるから、それを食べ終える頃に200円の追加で四川風麻婆豆腐のミニ丼を出して貰った。こちらの方が少し辛かったけれど担々麵で舌が慣れてしまっているから大丈夫。大満足で800円ほどのお金を払う。こんなにおいしいのならもっと早くに試しておくのだった。(^_^)

そのあとはこのホテルの隣にある「100円ショップ」に行って軽くて嵩のあるものを購入。そうしないと鞄がスカスカなのだ。同じフロアにある Book Off で文庫本を4冊購入して買い物は完了ということにする。ホテルに戻り午後はフロントのあるフロアの一角にゆったりと座ってインターネット三昧。出掛ける前に一度大浴場へ出向いてゆったりとくつろぐ。

夕方7時に渋谷のハチ公前で待ち合わせをしたのだが、改札口を出た途端にその凄い人の波に驚いた。まるでお祭りの縁日の時のような人出。若い人達がほとんどだったけれど、ここは今でも待ち合わせの場所として使われているらしい。昔と違うのはそれぞれに携帯電話を耳に当てていてお互いに手を振り合いながら近づいて待ち合わせが完了するという形態。(^_^) わたしは旅先でもあるし携帯電話を持っていないので不安ではあったが相手の方が探し当ててくれた。

焼き肉を食べたいというわたしの希望を叶えてくれて、それからの2時間余りは舌鼓を打ちながらの歓談。彼たちとも近いうちの再会を約して22時少し前にお別れする。これでわたしの4週間にわたる日本旅行にピリオドが打たれ明日はまた München に戻ることになる。思い返せば、この四週間は友人・知人を訪ね歩いての旅でその全ての人に温かいおもてなしを受けた。感謝、以外の言葉が出てこない。本当にありがとうございました。