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2007年10月31日

"Eugen Onegin" の Premiere

久し振りに Premiere である。われわれ合唱団にとっては夏休みに入る前の「イタリアのトルコ人」が最後の Premiere だったから、今シーズン最初ということになる。

Premiere の聴衆というのは普段のそれとはちょっと違う感触がある。オペラが好きで Premiere は是非とも観たいという人も勿論いるのだが、こういう特別の公演だからその場に居たいという人達もいるのは確かである。 Premiere を観たということが一種のステータスになるのだろう。 Premiere の公演は通常よりもチケットが高くて取りにくいということもあって比較的裕福な人達が多いのも確か。だから今夜の観客席からの反応というのは余りあてにならないことが多い。

わたしの個人的な感想なのだが、今回のプロダクションに関しては聴衆からもっとネガティブな反応が返ってくることを予想していた。確かに終幕近くのコレオグラフィに対するブーはかなり激しいものだったが、カーテンコールの時に出てきた演出チームに対しては結構ブラボーも飛んでいて意外だった。ある種のご祝儀かな。(笑)
第二回目の公演からが本当の試練だろう。

Musikalische Leitung: Kent Nagano
Inszenierung: Krzysztof Warlikowski
Bühne und Kostüme: Malgorzata Szczesniak
Choreographie: Saar Magal
Licht: Felice Ross
Chöre: Andrés Máspero
Dramaturgie: Miron Hakenbeck, Peter Heilker

Larina: Iris Vermillion
Tatjana: Olga Guryakova
Olga: Elena Maximova
Filipjewna: Elena ZilioEugen
Onegin: Michael Volle
Lenski: Christoph Strehl
Fürst Gremin / Saretzki: Günther Groissböck
Triquet: Guy de Mey

Das Bayerische Staatsorchester
Der Chor der Bayerischen Staatsoper

Eugen Onegin から2007年10月31日に引用