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2008年02月01日

"Norma" の三回目

今シリーズ3回目。今回のシリーズはその間がけっこう開いている。その間に "Nabucco" の Premiere が入ったせいもあるだろうが、主役の Edita Gruberova の希望かなとも考えられる。この大変な役を歌うソプラノにとって、中四日というのは声の疲れを取るためには理想的なインターバルだと思う。50年ぐらい前までのオペラ歌手にとってはそれが普通だっただろう。

今日も感じたのだが、先回までのシリーズの時にはもっと太い声で歌っていたような気がする。今回は力をセーブしているというのではないのだが、ドイツ語で言う "Schlank" という表現がぴったりの歌唱。Bellini のオペラには今回の歌唱スタイルがあっている。そのせいかもしれないが、今夜の聴衆は大満足だったようで盛んにブラボーの声は飛ぶし、カーテンコールの時には平戸間の客の殆どはスタンディング・オベーションだった。(^_^)

Musikalische Leitung: Friedrich Haider
Inszenierung: Jürgen Rose
Bühne und Kostüme: Jürgen Rose
Lichtkonzept: Jürgen Rose
Choreographische Mitarbeit: Jo Siska
Licht: Michael Bauer
Produktionsdramaturgie: Peter Heilker
Chöre: Andrés Máspero

Pollione: Zoran Todorovich
Flavio: Markus Herzog
Oroveso: Roberto Scandiuzzi
Norma: Edita Gruberova
Adalgisa: Sonia Ganassi
Clotilde: Cynthia Jansen

Das Bayerische Staatsorchester
Der Chor der Bayerischen Staatsoper

Norma から2008年2月1日に引用