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2008年02月16日

iPod Touch のファームウェアを純正に戻した

iPod Touch のバージョンが1.1.3になってから、そろそろアップル純正のモードに戻してもいいかなと考えていた。それを今日実行。

これまでのわたしの iPod Touch は Jailbreak を施したバージョン1.1.2だった。iPhone 用のネイティブ・アプリケーション(Mail,Memo,Map,Weather) は使えていたから、現在までこれで過不足無く満足していたのだが、1月の「 Macworld 2008」 において iPhone/iPod Touch のバージョンが上がったことで事情が変わってきた。何よりも2月の末にアプリケーション開発キット(SDK)を公開するというのが大きい。これにより続々とサードバーティ製のiPod Touch 用アプリが登場することを期待している。(^_^)

1.1.3にバージョンアップされたネィティブのアプリケーションはこれまでよりずいぶん使い勝手が良さそうである。例えば Safari で使えるようになった WEB クリップという機能がその一つ、また、マップでの現在地を特定してのルート検索もとても嬉しい機能だ。(日本ではまだ未対応だとか)17.99€ を改めて支払わなくてはならないというのは納得のいかない点ではあるが、それは考えないことにした。

それとやはり Jailbreak を使っているのはAppleが認めていないという後ろめたさが心の片隅にあるし、バージョンアップの度に「壊れたら困るなぁ」とビクビクするのはやはりストレスが溜まる。

で、その行程だが、まず iPod Touch をマックにつないでiTunesで出てくる表示から「復元」ボタンを選ぶだけである。これで工場出荷状態に戻る訳である。これは全く問題なく自動的に進んで、最新のバージョンである1.1.3になった。次にバックアップしてあったファイルを同期して使用環境はこれまでと全く同じになる。続いて iTunesストアにサインインしてもう一度同期。これで購入してあった1.1.3のアプリケーションが iPod Touch で使えるようになった。メールの設定などはこれまでのものを引き継いでくれたから、改めて設定し直すこともなかった。

起動してみてはじめは Home画面の空白が寂しく感じたが、WEBクリップで必ず巡回するサイトをアイコンにして表示することでそれも解決。考えてみるとJailbreak すると確かに沢山のアプリをインストールできるのだが、インストールしたいと思うアプリは意外に少なかったから、今回の処置はこれで良かったのだと思う。さあ、3月以降どんなサードバーティ製のアプリが出てくるのかが楽しみである。かつて楽しませてもらったパーム時代が戻ってくるのだろうか。あの時は「これがAppleの端末機だったらもっと楽しいだろうに」と考えたことを思い出す。それがいよいよ現実のものとなりつつあるのだ。(^_^)