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2008年03月06日

ミュンヘンのノラ電波

iPod Touch を購入してからはや2ヶ月が経った。まだまだ熱は冷めない。(汗) iPod Touch が他の iPod と一線を画している点は Wi-Fi 機能が備わっていることである。わが家ではもちろん無線LAN環境があるが、在宅中にiPod Touch でメールチェックをしたりブログを巡回したりするのはナンセンス。iPod Touch の強みは外出した時に発揮されると思う。しかし,そのアドヴァンテージも今のところ空振りに終わっている。

iPod Touch を持つまでは街の中での Wi-Fi 環境というものにあまり関心がなかった。日本語で書かれたブログなどを読んでいて,外へ出ればパスワードを掛けていないアクセスポイントが苦もなく見つかるようなことが時折書いてあった。ミュンヘンも同じようなものだろうと思っていたのだが,それはどうやら間違いだったようだ。

試みに Rosenheimerplatz から仕事場までの間の道のりをiPod Touch の画面を見ながら歩いてみた。この間20分ほどの距離なのだが,パスワードの掛かっているアクセスポイントは99%で,たまに鍵マークが現れないアクセスポイントもルーターの方で制御を掛けているのか撥ね付けられる。

数日前にはわが家の近くを散歩しながら同じことを試してみた。普通の住宅街である。そしてここでは100%の確率でアクセスできるポイントは見つけられなかった。この点における日本との相違はとても面白いと思う。

おもしろがっていても仕方が無いので,現在はFONの導入を考えている。最初は抵抗があったのだが,公開/ プライベート と分けることができるというのを読んでその気になった。これだとミュンヘン市内にもアクセスポイントが見つけられる。全世界共通に使えるということなので、いつの日かまた日本に帰国した時にも役に立ってくれるのではないかと思うのである。

ここで問題は,現在使っているアップルの AirMac Extreme との関係。Fon から提供(有料)されているルーターと AirMac Extreme は併用できるのか。それとも AirMac Extreme に替えて FON ルーターを設置しなくてはならないのか、その辺の情報が見つけられないでいる。 AirMac Extreme のデザインが気に入っているのでこれの代わりに FON ルーターという選択はあまり気乗りがしない。(-_-;)