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2008年05月08日

休日と犬

木曜日・快晴 / 外気温27度
6時半起床。合唱団の休日の今日は素晴らしい快晴となった。ここ数日ハードワークだったので朝寝をしたかったのだが、犬のパブロに起こされた。(-_-;) 動物と一緒に生活するというのはそれなりの覚悟がいるということか。

しかし家人が出払ったあとの午前中は、私の自由な時間となる。予定していた通りに殆どの時間をiMacの前で過ごすこととなった。12時過ぎにお昼ご飯を簡単に済ませたあと、気分転換を兼ねてパブロを連れて森の中の散歩に出掛ける。

さすがに午後の早い時間となると、犬をつれて散歩にきている人にたびたび出会うことになる。春というのは犬の世界でも春のようで、春情を催した犬(雌犬)がパブロを見ると走り寄ってくる。まず臭いを嗅いでパブロが雄犬だということを知ると、ガバッと仰向けになり「さあ、いらっしゃい」とばかりに両手両足を開くのだった。なんとも直接的で、色気も何もあったもんではない。

それが先日はラプラドール、今日はアイリッシュセッターというパブロの4〜5倍はあろうかという大きな犬だから仰向けになって「おいで、おいで」をしている姿態には異様な迫力がある。ところがパブロはまだ若すぎるのか、それとも図体が小さすぎるのか、まったく関心がない。きょとんとした表情でそっぽを向いているのだが、その構図が何ともおかしくて吹き出してしまった。まあ、人間も同じようなものだからあまり笑えたことではないのだが。(笑) でも、もしもパブロがその気になったとしたら連れている私としてはどう対処したらいいのだろう。無理矢理にでも引き離すべきか。「他人の恋路を邪魔する奴は犬に喰われて死んじまえ」という言葉もあるが、ウ〜ン。

帰宅する頃にはうっすらと汗をかいていて、なにやらビールを飲みたい気持ち。3日間の禁酒を破るのにはこういう日がいいのかもしれないと思う。しかしちょっと気がとがめて、今年最初の庭の芝刈りをする。これでかなりの汗をかき、シャワーを浴びたあとスッキリとした気分で Weißbier を一本。(笑) 均等に刈られた庭の芝を見ると春が終わり夏になりつつあることを感じる。

疲れた表情で帰宅したブリギッテが、夕食を外へ食べに行こうと誘う。Münchner Freiheit にあるお寿司屋さんがおいしいという評判を聞いてきたらしい。しかし私はせっかくの休日に町の中心部まで出掛けて行く気持ちはまったくない。彼女のその提案を断って、暮れゆく庭を眺めながら簡単な夕食を済ませてゆったり。良い休日だった。(^_^)