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2008年05月24日

友人が一泊どまりで訪問してくれた

土曜日・曇りのち晴れ / 外気温26度
7時起床。週末だけれどもふつうの日と変わらない日程だった。夕方から友人が一泊どまりで訪れたので、これは彼が自室に引き取ってから書いたものである。Macの置いてある小部屋が客室のすぐ隣なので、遠慮してアップすることはしなかった。次の日になってからのアップである。

10時から13時まで Dr.Faust の舞台稽古が入っていた。意外にトントン拍子に演出が進んで、休憩無しの2時間を通して、いつもより1時間早く終わることが出来た。今日は男声合唱だけでいつもより人数が少なかったから演出もしやすかったのかと思う。100人近くの大集団に演技を付けるのとその半分に付けるのとでは演出家のストレスもずいぶん違うのだろう。

予想外に早く終了したので、帰宅はいつもの道ではなくて街の中を通って歩くことにした。折からの好天気でミュンヘン市の中心部はかなりの人出である。ちょっとした買い物もして途中、立ち飲みのコーヒーを飲みながらゆったりと歩いた。

帰宅後、昼食をとり一時間の午睡。夕方、古い付き合いの友人が一泊どまりで来訪。78歳になる彼は我々が結婚した時の立会人で、私の留学早々にレストランの中で偶然知り合った人物であったが、その友達付き合いは今まで続いている。

私は残念ながら今夜は「蝶々夫人」の公演があったので、私が居ない間はブリギッテと娘のカローラに付き合いを頼んだ。彼もいろいろと話したいことがあったので、かえって私よりはブリギッテと落ち着いて話せたから、良かったのではないか。

11時近くに私が帰宅した時には、食事も終わっていて彼もワインですっかり良い機嫌になっていた。それからいろいろな話に花が咲き、またワインを一本空ける。午前1時過ぎにお開きとなる。とても嬉しそうで饒舌になった彼を見ていて、彼も一人暮らしだから、たまにはこういう機会を持ってあげなくてはと感じた。