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2008年07月05日

今日も暑かった

土曜日・晴れ / 外気温25度
7時半起床。今日も暑い一日だった。夜の公演「ノルマ」は男声合唱にとっては重労働なので日中は疲れないようにとゆったり過ごす。このところ続いていた目眩だが、その原因が分かった。(多分)

朝食のあと,メールチェックした時にモニタの文字がボヤけているような気がして片目ずつ見ることを試してみた。すると右目で見た時に字がボケているのを発見。左目だけで見るとクッキリ・ハッキリである。遠方を同じように見てみると,当然のことながら、右目がクッキリと見えて,左目が霞んで見える。要するに右目の老眼化が左目よりも進んでいたというわけだ。このstr両目の視力の違いが目眩となって現れたのだろう。来週早々に眼科医に行って検査してもらってくるつもり。ついこの間新しい眼鏡を作ったばかりだというのにまた出費になりそう。(-_-;)

しかし,目の老化というのは緩いカーブを描いて出て来るものだと思ったのだが、今回は階段を二段くらい一気に落下したような感じがする。まあ,原因が分かっただけでもスッキリした。内蔵や脳の関係の現象でなかったのは救いである。

10時から「ルイザ・ミラー」のオーケストラ合わせがあった。わたしはこれまでこのオペラで舞台に立ったこともないし,演出もまったく知らない。今回のシリーズもわたしの出番はないだろう。今夜はしんどい「ノルマ」の公演があるのに......と大いに不満で出掛けた。だが、指揮者が合唱の部分だけを優先してやってくれて11時には解放されたのと、ヴェルディ初期のオペラの面白さのようなものを知ることが出来てけっこう楽しかった。1849年に書かれたこのオペラはまだベルカント・オペラの色濃い部分が多いのだが,時おり、のちのヴェルディを思わせる骨の太い音楽が顔を出したりしてハッとさせられたり,ニンマリとしたり。

練習を終って外に出るとかなりの暑さである。しかし風もけっこう気持ち良く吹いているし空気が乾燥していて気持ちが良い。真っすぐ家に帰るのが惜しくなり,同僚を誘ってコーヒーを飲みにカフェに入った。座ったのはもちろん店の中ではなく外である。ここで一時間ほど談笑したのちに帰宅。簡単な昼食をとってから午睡に入る。

目が覚めてから時おり庭に出てみたが,直射日光が肌を刺すように強い。義母のところに届ける物があったので,少し早めに家を出る。今日は半ズボンにポロシャツ、サンダル履きという格好で出掛けた。扉を開けて迎えてくれた義父にメロンを渡したら「その格好で職場へ行くのか」と目を丸くされた。(汗) 「もちろん,舞台上ではちゃんとした服装をしますよ」と答えたら苦笑いしていた。この辺は劇場勤めの役得である。

別エントリにも書いたように、ちょっとした事故で帰宅時間が大いに遅れてしまった。自宅に戻ったのは0時40分。こんなことも長い劇場生活で初めてのこと。