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2008年07月29日

夏がくれば思い出す

image 今日は日本の夏を思わせるような暑い一日で、外へ出る時に「扇子を持っていこう」と思い立った。こんなに蒸し暑い日はミュンヘンでは滅多に無い。そこで持って出たのが左の扇子。この扇子を手にすると思い出すのは LEUTNANT NIKI さん のこと。

この扇子は生前に親しくしていただいた LEUTNANT NIKI さんから、彼がある夏にわが家を訪れた時に戴いたものである。どういう経過だったかは忘れたが、彼がその時に使っていたものをわたしに譲ってくださった。この扇子を使うのは一年に数度しか無いけれど、その度に彼の穏やかな笑顔を思い起こすことができる。素敵なものを戴いたものだと思う。

LEUTNANT NIKI さんがどういう人であったかは、彼が書かれた文章を読んでいただければ感じ取っていただける筈である。幸いにも彼を慕う有志の方々がまとめられたページがあるのでそれを紹介することで、彼の偉大なる音楽好きの一面を改めて偲んでみたい。 コヴェント・ガーデンの思い出 -LEUTNANT NIKI のオペラ・オペレッタにまつわる思い出 in Covent-Garden-