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2008年10月28日

スパムメール

火曜日・雨 / 外気温9度
6時半起床。6日間の病欠から久しぶりの出勤。 Tram に乗った時にはまだちょっとフラフラしていて、今日も病欠届けを出した方が良いかなと一瞬弱気になった。 ジトジトと降り続いている雨のせいで気が滅入っているのかも知れない。

朝から本格的な雨模様だったのは気分的に重苦しかった。しかし,今日はごく軽い一時間の練習だけだからと出掛ける。終わってみればやはりそれは正解だったと思う。気が軽くなった。長く休んだあとはどうしても再開までの道のりが遠くなる。

11時に終わったので、アンナと約束していた車の運転を引き受ける。ミュンヘンから70Km位離れたところにある Murnau の近くの医者まで彼女を連れて行くことになっていた。午後の一時に医者に送り込んで,彼女の出てくるのを車の中で待っていたら,寒さと空腹とで眠くなって困った。

夕方に帰宅。まだ体調はシャッキリとしなくて,決して本調子とは言えない。今夜も早めに就寝するつもり。その前にと,Safari で Gmail の自分のサイトをチェックしていたらなにやら請求書が来ている。これこれのサイトから10月13日にソフトウェアをダウンロードしているから96ユーロ振り込めというもの。一ヶ月の使用料が8€で12ヶ月分ということらしい。はて、と小一時間いろいろと考えてしまった。で、これは振り込め詐欺とやらのスパムメールらしいという結論に達した。

ブログの日記で10月13日を読み返してみると,この日は Parallels Desktop 3.0 for Mac を使ってインストールした Windows XP に無料のヴィールスプログラム、Firefox, Open Office などをインストールしている。これらのソフトウェアはしかしどれも無料のものだ。もしかして,わたしは無意識のうちに妙なサイトに入っていたのだろうか,とちょっと不安になった。

そのメールはドイツ語で書かれているので,ブリギッテにも見てもらった。彼女の意見ではこれは絶対にスパムメールだと言う。正しいのはわたしの名前,住所、メールアドレスだけ。そのメールの中には何カ所も www. で始まるサイトのアドレスが記されていて,なんとかそれをクリックさせようという意図が見て取れる。多分,これをクリックした時点で罠に嵌るのではないだろうか。

わたし自身はインターネットを毎日使っていてその種の話は毎日のように読んでいるから,振込詐欺のようなスパムメールには引っかからないと自負していた。しかし、いざ,自分に降り掛かってくると、とても不安に思った。これはかなり強力に人心を不安にさせる効果がある。これに引っかかる人が後を絶たないというのも頷けるのである。嫌な世の中だ。