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2008年11月19日

似て非なる商品

世の中には「似て非なる商品」というのがたくさんある。それがたまにしか使わないものならその場限りで「まあ、いいか」とあきらめるのだが、それにぶつかる頻度が重なるとそうも鷹揚にはしていられない。

今朝、皮むき - CLASSICA - What's New!さんのエントリを読んでウンウンと賛同していた。

先日もCDを一枚購入した。セロファンで包まれた包装を開けようとして皮むきのテープ部分を見る。一見したところは日本国内販売されているものと同じであるが、この細いテープのどこから剥き始めるのか、まず、その部分が見つからない。

この辺かなと見当をつけて(これもおかしな話だ)、なんとか突破口を見つけたつもりになってそれを手がかりにして引っ張るとこれが駄目。途中で切れてしまうこともあるし、脱線して妙な方向に進んでしまうこともある。要するに何の役にも立っていない。

であるから、わたしは最初からカッターナイフを使い、どこか一カ所に突き刺してそこを突破口にしてセロファンを切っている。些細なことだけれど腹が立つ。ノウ・ハウの重要さというのはこういうことなのだと端的にわからせてくれる。

もう一つ腹が立つ「似て非なる商品」は毎日のように使う、新鮮さを保つために使うラップである。包装などは日本のものと一見して変わらない。しかし使ってみると大違い。まず、箱から使う分だけ引き出して箱についてるギザギザの歯で切り取るわけだが、これがうまく切れない。力を入れてもラップが伸びるだけで切れない。どういう作りになっているのだろうと不思議である。そして、やっと切れたラップを器にかぶせて縁の部分を押さえピタッと貼ろうと思うのだが、これがまたうまく粘着してくれない。これは毎日のことだから本当に腹が立つ。(もしかすると、我が家で使うものが安売りスーパーで買ったものだからかも知れない。そのときは陳謝します)

そのほかにも「似て非なる商品」はずいぶん存在するような気がする。物作りというのは難しいものだ。