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2008年12月27日

久しぶりにテレビで映画を観る

土曜日・曇り / 外気温マイナス4度
7時半起床。クリスマスが終わって少しホッとしている。大晦日、元旦までの狭間である数日間は基本的には普通の日なのだが、やはりどこか心は上の空という感じで落ち着かないものだ。とても寒い一日だった。

通常の日よりは少し遅めの起床。ごく普通の朝食を終わってから街へ出掛ける。大晦日までには餅をつきたいので、餅米を仕入れに行く。いつも通りに Rosenheimerplatz から歩いたのだが、少し風があって体感温度はかなり低く、歩く意欲が少し損なわれた。

Y.Suzukiさんで餅米を購入したついでに、店内の古本の棚を見ると新田次郎の「孤高の人」それに池波正太郎の「編笠十兵衛」それぞれ上・下巻が1冊2€で売っていたので購入してくる。「孤高の人」は思い入れのある作品でいつか再読したいと思っていたので嬉しい。帰宅も歩いて戻る予定ではいたのだが、あまりの寒さにその意欲も削がれておとなしく Tram で帰宅。

寒さに身体が縮こまったせいか帰宅すると妙に疲れていて、すぐにベッドに潜り込んで仮眠をとる。普段だとすぐに眠りに入れるのに今日はベッドに入っても冷え込みを感じてなかなか寝付けなかった。

目が覚めてから少しお腹が空いていた事もあり、暖かいものを食べたくなりインスタント・ラーメンを作って食べる。クリスマスの間はけっこう胃に重いごちそうが続いたからインスタント・ラーメンがとてもおいしく感じた。(^_^;)

今夜の公演「椿姫」もけっきょく出番が無くなったのでゆったりとして夜を過ごす。折から往年の名画「スティング」を放送していたので久しぶりにテレビの前に座る。調べてみると1973年作の映画だというので、わたしが最初に観たのはたぶん音大時代である。鮮烈な印象があって、これまでにテレビで放送されたのを何回か観ているはずだが、そのたびにすごい映画だと思う。脚本の出来はもちろんの事、役者が端役に至るまで揃っているし、いまどきの CG で作られたものでない、当時のセットから醸し出される空気感は自ずから説得力がある。それにしてもポール・ニューマンは名優だった。改めて脱帽。(^_^)