« 麗しの五月を満喫 | Main | 連休も終盤 »

2009年05月08日

Odysseus の家出騒動

金曜日・晴れ、時々曇り / 外気温25度
7時半起床。昨日ほどスカッとした晴れ方ではなく、時々は曇ったりしてどうかなと思った一日。それでも気温は今年始めて25度まで上昇した。わたしの連休もそろそろ終わりに近づいている。(明日、明後日の二日だけ)

昨夜遅くバイロイトからユリアが帰省してきたので今日からまた少し賑やかになる。わたしとしてはペースが狂うのでちょっと残念。これは本音である。彼女は親知らず4本を抜くための帰宅だ。局所麻酔ではなく全身麻酔を使って抜歯したいという彼女の希望で(要は臆病なのだ)、今日の午前中は医者との面談だったようで朝9時頃に出掛けていった。

わたしは、昨日から Odysseus の姿が見えないので気になっていた。昨日の暖かさで急に活発になり、またぞろ、彼の住処から抜け出したのではないかと心配。よくよく調べてみて、どこにも抜け出せるような隙間はないのだが、やはり見つからない。彼は保護色を利用するというか、うまく隠れるのでざっと見ただけでは気がつかないことがある。そのうちにブリギッテと約束した昼食の時間に近くなったので捜索はひとまず打ち切って外出。

ユリアも帰ってきたことだし、最近病気がちなアンナを元気づける意味もあり、12時15分から Vapiano - Munich で昼食をとる予定にしてあった。わたしはここは二度目。家を出る11時半頃になって曇り空から一転して晴れになりかなり暑く感じる。 Rosenheimerplatz から25分の道のりを歩いて12時10分に到着。

昼食時間の始めの方だったせいか、店内はそれほど混んでいなくて中庭の気持ちの良い青空の下で食事をすることができたのは幸運だった。目の前に3人の娘達が並んで座っているのを見ると幸せな気分になる。彼女たち三人は Pizza, わたしとブリギッテはパスタ料理を取った。味の方も、今日は前回と違って美味しく感じる。そこを出てから彼女たちはアイスクリームの店に入り、それぞれ好みのアイスクリームを嘗めながらブリギッテの昼休み時間ぎりぎりまで楽しむ。

そこで解散してわたしはまた歩いて Max-Weber-Platz まで向かう。そこへブリギッテから電話が入った。隣家の医者が彼の庭で Odysseus を見つけたそうだ。やはりどこかの隙間から逃げ出したのだった。とにかく見つかったのは嬉しい。帰宅して庭の垣根越しに Odysseus を引き渡して貰う。そのあと、怪しそうな箇所を補強するけれど、どこから抜け出したのかは未だに不明である。気温が上がるにつれて亀というのは元気活発になって、われわれが想像する以上の力を出す。これからも天気の良い日は要注意である。

昼食にビールを飲んだわけでもないのに、4時過ぎになって急に眠くなってきた。ソファの上でしばらく昼寝をする。6時半を過ぎる頃になると、空がかき曇り雨がポツリポツリと落ちてきた。昼間暖かすぎると良くこういうことがある。

7時過ぎにブリギッテと "PABLO" が帰宅。すぐに散歩に連れ出して今日もめでたく一万歩を超えた。