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2009年05月23日

High End 2009

image ミュンヘンで開催されている AUDIO の High End Messe なるものに行ってきた。わたしにとってオーディオの見本市に行くのは今回が初めて。写してきた写真はこちらにアップしておきます。

会場となったのはミュンヘン市の北部にある Kieferngarten という駅からほど近いところ。ミュンヘン市の中心から徒歩も入れてせいぜい30分で行けるところだ。折からの素晴らしい天気に恵まれた割にはあまり入りは良くなかったようだ。(それとも天気が良すぎてみなアウトドアの楽しみに出掛けてしまったのかもしれない)

10€の一日券を購入して入場。勇んで入ったのだが、日頃、雑誌で目にしていたメジャーのブース(例えばマッキントッシュ、JBL、タンノイ、等々) がほとんど無いことに気がついた。殆どわたしが聞いたことも見たこともないような小さなメーカーのブースが並んでいる。

次に気がついたのは LP プレーヤーを展示しているブースがかなりの数に上るということ。そして、それらのどれもがため息をつかせるほどに美しい。LP レコードの時代がまた戻ってきたというのはどうやら本物のようだ。そんなに枚数を持っているわけではないけれど、捨てなくて良かったと思った。(^_^)

とてもじゃないがわたしの手の届かない値段のものがほとんどだったが、中には「これならこつこつと貯金すれば買えるかも」と希望を持たされる製品もあったりして見て廻るのが楽しかった。

入場してすぐに標的を「デザインの面白いもの、優れたもの」に絞って見て廻ることにした。そうでないとやたら疲れるだけ。一カ所だけ小型スピーカーのデモ演奏をしている会場に入ってしばらくのあいだ椅子に座り LPレコードの音楽を聴いていたがこれは半ば疲れを休めるためでもあった。(汗)

ハイ・エンドだからとあがめ奉る気はサラサラないが、このカテゴリーの製品には強烈な主張があって見ても聞いても楽しいものである。