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2009年05月23日

快晴・快適

土曜日・快晴 / 外気温24度
7時半起床。素晴らしく爽やかな快晴だった。気温はけっこう高いのだが湿気がまったくというほど感じられず、サラサラとした感触。午前中の舞台稽古だけで午後は自由な時間だったので大いに楽しめた。

こんな日には歩くのが楽しい、と言うよりは歩かなくては損をするという気持ちになる。 "Aida" の舞台稽古は10時半から始まったのだが、第三幕、第四幕、から始まった。両幕ともわたしの出番はない。延々と待ち続けてやっと舞台への呼び出しが来たのは1時15分前だった。45分間の舞台稽古を終わって13時30分に劇場を出る。

今回の "Aida" だけれど、演出のコンセプトは素晴らしいと思うし、舞台美術もスッキリとしていてこれが演出家の意図した通りに動けばかなり説得力のある舞台になると思われる。しかし、今回の演出家である Christof Nel には大人数の合唱を統率していく手腕が欠けている。人柄はとてもいいのだが、それが裏目に出てしまっているようだ。良し悪しは別として、100人を超える人数に自分の意志を浸透させるにはある面、ワンマン社長のような接し方も必要である。 Premiereまであと二週間ほどしかないから、わたしが心配することでもないが、大丈夫かいなと思う。

舞台稽古がそのようだったから体力を消耗することもなく、予定していたオーディオのハイ・エンド・メッセに行くことにした。予定外だったのは今夕、郊外のスタジアムでブンデスリーガ(サッカー)の最終試合があることだった。カードはバイエルン・ミュンヘン対シュトゥットガルトで、この試合にバイエルン・ミュンヘンが勝って、現在首位のヴォルフスブルグが負けるとバイエルン・ミュンヘンのリーグ優勝が決まるというものだったから、電車の中はそのファンで一杯。まるでラッシュ時の山手線のようなギュウギュウ詰めの混雑の中、ファン達がだみ声で応援歌を怒鳴るものだから耳も身体も痛かった。
(結果はバイエルン・ミュンヘンが勝ったのだが、ヴォルフスブルグもブレーメンを相手に勝利したので、ヴォルフスブルグがリーグチャンピオンとなった)

image そんなこともあってメッセ会場に着いた時には少し疲れ気味。それでも10€の入場料を払ってゆっくりと楽しんで見て廻った。わたしが購読している Stereo Sound しに登場するようなメジャーなメーカーの展示はそれほど多くはなくて、名前を聞いたことがないような小メーカーの展示ブースが多かったような気がする。3時間ほどじっくり見て回るとさすがに疲れを感じた。会場で写した写真はこちらの方にアップしておきます。

帰宅は夕方の5時半頃で、ユリアが手製の Pizza を作ってくれているところだった。何はさておき、まずビールを一本。(^_^) 少し休んだら疲れもスーッと抜けたような気がして、そのあとに食べた出来たての Pizza が美味しかった。