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2009年06月03日

アイーダの Hauptprobe

水曜日・晴れ / 外気温20度
7時半起床。朝からクッキリと晴れ上がってすがすがしい空気の漂う素晴らしい天気になった。欲を言えばもう少し気温が高かったら良かったのに。今日は午後4時から9時半までタップリと "Aida" の舞台稽古があった。オーケストラ伴奏で、舞台は本番と同じ。われわれもメーク、衣装を着けてのもの。明後日はゲネラルプローベだから、今回の長かった舞台稽古期間も今日でお終いということになる。

午後3時頃に出掛ければいいので、午前中は心身ともにゆったりとしたもの。ここ数日なかったことだが、昨夜はよく眠れたので気持ちがよい。メールチェック、 Blog 巡回をしている時にプリンタの警告が出ていることに気がついた。先日交換した水色(シアン)のカートリッジが不適当です、というアラーム。

何度か外したり入れたりしても改善されない。このカートリッジは純正のものではなくrefillというインク詰め替え専門店で購入したもの。カートリッジは純正のものを使っているらしいが、チップの接触が悪かったりしているのかもしれないと思い、交換してもらいに出掛けた。

朝から素晴らしい天気だったので散歩がてらちょうど良い機会だと思ったのだ。 Tram を少し前の駅で下車してそこから店まで歩いた。交換して貰ったカートリッジを帰宅後取り付けてみると、何の問題もなく動作する。純正でないものを使う時にはこういう事も計算に入れておいた方がよいようだ。

帰宅すると Amazon に注文しておいた CD が届いていた。WEB上の追跡では明日に届くということだったが一日早くて嬉しい驚き。昼食は 松茸の炊き込みご飯の素を使ってレシピ通りに作ってみる。まあまあの味であった。午後3時過ぎに家を出て劇場へ。

いつも書くように新演出のオペラが来ると今日の Hauptprobe というのが胸突き八丁という感じ。これが過ぎてしまえばあとは Generalprobe と初日ということなので気が楽になる。午後4時から始まって9時半までという長丁場になった。

第一幕、第二幕を終わったあと、わたしは出番がないので、第三幕以降は客席で観ていた。懸念していた回転舞台機構の動きは危なげなく働いていて、全体的に見てもなかなかいい舞台に出来上がっている。今日はタイトルロールのアイーダ役ソプラノが口パクでまったく歌わず、指揮者の Daniele Gatti が彼女のパートを歌っていた。この辺がイタリア人で "Aida" を知り尽くした指揮者の強みだ。アイーダを歌うソプラノがたいした病気でないことを祈りたい。

帰宅途中で簡単な食事をしたので、家に着いたのは11時時ちょっと前。明日は合唱の休日。