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2009年08月08日

明日は旅立ち

土曜日・晴れ / 外気温27度
5時半起床。明日から長い旅に出るので、今日が自宅で過ごす最後の日かと思うとなんだか落ち着かない。腰の痛みはほとんど取れたがまだ凝りが残っていて完全ではない。日本へ着くまでに痛みが再発しないことを祈るのみ。

今回は初めての経験だが、飛行機のオンライン・チェックインというのを試みた。出発時間の30時間前から受け付けるということなので今日は早起きである。安い航空券だから選択肢は限られているだろうけれど、その中で一番安楽な席を取得したいと考えた。とにかく窓際の席だけは避けたい。

慣れない事とて、かなりの紆余曲折はあったもののなんとかチェックインが出来 PDF で Boarding Pass なるものをダウンロードしてプリントアウトした。これで少しはチェックインの時間は短縮できるのかしら。

ブリギッテも現在は夏休み中で、午前中に彼女は美容院へ。伸びた髪をカットして貰うと言って出掛けたのだが、これがなかなか帰ってこない。美容院だけではなくていろいろと買い物をしたりしてきたらしい。帰宅して自分から 「わたしはほんとに大砲の弾ね」(出たら最後戻ってこないという意味でわたしがつけたあだ名)とニヤリと笑っていた。

その間わたしが何をしていたか。まず第一はこれまで使っていたミニ書斎の机をバラシて片付けること。これは電動ドリルを使ったのでそれほど体力は消耗しなかった。

次は ウォッシュレットの分解掃除。ここ最近ノズルから噴出する水圧が低下しているのが気になっていた。わたしが戻ってくる9月までなんとか持つかな、と期待していたのだが、今朝使った感じではなんとも心許ない。そこで分解してノズルのカルキを除去することにした。これは何度やっても細心の注意を要するので疲れる。マックを分解するときと心理的には似ている。カルキを除去する液にノズルの部分を浸して8時間。夕方に再び組み立てて水圧はまた新品の時のように戻った。これで安心して出掛けられる。

夕方から隣家の医者夫婦と近くのビアガルテンへ出かける約束をしていた。わたしもブリギッテも夏休みで出掛けるのでちょっとした送別会の意味があった。ところが食事の最中にご主人のほうが Wespe に唇を刺されるという突発事故が発生。間違って口中を刺されたりすると気管支が腫れて窒息する危険性もあったから不幸中の幸いだったけれど、数分後にはかなり唇が腫れ上がってきた。

食事の途中だったけれど、彼の奥さんの運転で病院へ走ることに決定。なんともドラマティックな夕食になってしまった。数時間あと、病院でコルチゾンの注射を打って貰い事無きを得たことを知ってホッと一安心。

帰宅していよいよスーツケースの荷造りである。今回は過去の経験から極力少ない衣類を持って行くことにした。なんとか完了して重量を量ってみると17Kg 。これは義母から借りた RIMOWA のスーツケースが軽いせいだろう。感謝。