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2009年08月11日

東京→八戸へ移動

火曜日・雨→曇り→晴れ / 外気温25〜27度ぐらい
5時起床。今日は 東京→八戸への移動日。

起床して間もなく(午前5時08分)にかなり大きな 地震 があった。わたしはアワーズイン阪急の9階に泊まっているのだが、グラグラッと一分くらい横揺れが続いたあと、今度はグラ〜リ、グラ〜リと大きな揺れ。どちらも横揺れだったがその振幅度は大違い。あとの方が怖かった。震源地は静岡県沖で20km の深度だったとか。震源地の震度は6.6、東京は4だったとあとで知った。ブリギッテが一緒だったら叫んでいたことは間違いない。そのときわたしが考えたことは「今この建物が崩れたりしたら死ぬな」ということだった。

9時8分の東北新幹線に乗るために8時前にホテルをチェック・アウトする。東京駅の新幹線乗り場に近づくにつれて、人出が凄く多いのに気がつく。しまった! 日本は間もなくお盆の時期になる のを忘れていた。混んでいるのは帰省客のせいなのだろう。昨日のうちに指定券を買っておいたのは正解だったことになる。

さて、そこで心配になったのは予定していた15日の東京方面行き切符があるかどうか。八戸駅に着いたらまず、15日の指定券が取れるかどうかを確かめてから Japan Rail Pass の使用開始日を決めなくてはならない。そんなことを考えていたので、快適な新幹線の旅だったけれど内心は余り穏やかではなかった。乗車前に今季の芥川賞が掲載されている「文藝春秋」と Mac People 9月号を購入したのだけれど車中で読む気にはならなかった。

迎えに来てくれた友人と会う前に JR の緑の窓口で聞いてみると、15日は早朝6時台の指定券しか取れないことが分かった。その前後である14日、16日を調べて貰うと16日の9時過ぎの列車に一枚だけ残っているそうである。とりあえずそれを取り置きにして貰い、向かいのサービスセンターに駆け込んで Japan Rail Pass の使用開始日を16日にして発行して貰う。フゥ〜、焦った。(^_^;)

2年ぶりに会う友は少し白髪が増えたかなというだけで、ほとんど容貌に変化はない。猿倉温泉に向かう前にこれも到着時の定番になっている寿司屋へと向かう。ここは回転寿司なのだが、タネも店の規模も東京当たりのそれとはずいぶん違う。評判の店らしく並んでいる人も多く、われわれは30分待ちだった。実際はそれよりもずっと早く座れたのだが。

彼も現在は仕事のかき入れ時で忙しく、お寿司は久しぶりだということで二人でたらふく食べ、おしゃべりも弾む。寿司ダネはどれも新鮮で美味しかったが「朝イカです」と言って出されたイカが絶品だった。あまりのおいしさに、もう一つと頼んだらわたしの食べたのが最後だったのは残念。その日の朝に捕れたイカだというが、さもありなんという風味と甘さだった。ああ、幸せ!(^_^)

そのあと、彼のホテルで使う食材の買い出しに付き合い、彼の運転で八甲田山中へと向かう。山中のカーブの多い登り道にさしかかって、その緑の立木の美しいのに息をのむ。わたしが「新緑の頃はさぞかしきれいだろうなぁ」と言うと「新緑の頃も紅葉の時期も涙が出るほど感動的だ」という答えが返ってきた。

ホテルについて彼の奥様とも二年ぶりの対面。部屋に落ち着いて荷物を置くやいなや、わたしは温泉・露天風呂に飛び込んだ。この素敵な開放感、幸せ感は何にも例えられない気がする。ゆっくりと楽しんだあと、畳の部屋で寝転がっていたら夕食の準備が整ったとの知らせ。今日は他のお客と一緒に食べたが、明日からは友人や従業員の皆さんと一緒に食べることにさせて貰った。そのほうがわたしも気兼ねなく楽しむことが出来る。昼食に寿司をたらふく食べたので全く食欲はなかったが「イワナの塩焼き」「天ぷら」などを肴に、よく冷えたビールをいただいた。

食事のあと、部屋に引き取ってこの日記を書き、寝る前にまた一風呂浴びてくるつもり。