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2009年08月22日

東京→いわき

土曜日・薄曇り
6時半起床。今日は移動日。東京から故郷のいわき市へ。

昨日の涼しさから一変して今日は朝からかなり湿度が高く気温も結構ある不快な天気。太陽は照ってなくて空は薄曇りなのだが交差点の信号待ちの時に黙って立っているだけで汗が流れ落ちる。ホテルは10時20分ほど前にチェックアウト。

まず「みどりの窓口」に行って上野発14時の指定券を買う。恩師には夕方4時頃に着きますと伝えてあった。それから秋葉原に向かいリュックサック、手荷物などを駅の大きなロッカーに入れる。これで身軽になれた。特に買うものはないのだが、少し落ち着いてじっくりと眺めてみたかった。

最初は昔懐かしい電気街にある店を一軒一軒見て歩くつもりだったのだが、かなりの暑さにこれは断念。意気地なくもそことは反対側にあるヨドバシ電気のビルの中で2時間あまりの時を過ごしてしまった。(^_^;)

ドイツにも SATURN とか Media Markt とかの量販店はあるのだが、日本のヨドバシカメラ、ヤマダ電機などとはひと味もふた味も違う。コンピュータ自体の品揃えなどはもしかしたら大した違いはないかもしれないけれど、それに付随する痒いところまで手の届くような製品の量は圧倒的に異なる。見て回っていてもとても楽しい。

今日買ったものはそんなわけで小物が二つ。一つは iPod touch のコネクターにつけて首から下げるストラップ。もう一つは MacBook の底に吸盤で吸い付ける吸着パッド。放熱とキーボードを傾けてタイプし易くする目的である。Cool Feet - Blueloungeという商品で、さっそく今晩使ってみたが使い勝手は上々。

14時発の列車に乗った途端に睡魔に襲われて、眼が覚めたのは水戸に止まったとき。一時間、グッスリ眠っていたことになる。いわき駅に着いてみると、駅が工事中でその様相は以前とはガラリと変わっていて大いに面食らった。ホームへの階段にエスカレーターが着いたのは嬉しい。荷物が重いのでそこからタクシーで恩師宅へ。

久しぶりに会う、間もなく94歳になる恩師は依然として若々しいが、二年前とはやはり違う。誰の上にも時は平等に訪れているのだ。それから積もる話をしている間に6時半頃となり恩師の娘さん一家がごちそうを抱えて訪れてくれた。

「枝豆」「イカの刺身」「タコの刺身」「カツオの刺身」「冷や奴」そしてかなり大振りの「サンマの塩焼き」と行った料理が並ぶ。今年二歳になる可愛い盛りのひ孫をまじえて楽しく食べ、おしゃべりが進む。10時過ぎのお開き。

恩師はこの広い家に未だにひとりで生活している。もちろんセキュリティの面などはしっかりと備えてあるのだが、自己規制力がやはり素晴らしい。見習わなくてはと思うが実に多い。